アナログ生活7 〜YMOとの出逢い〜

YMO… 僕の中で革命が起こった。あまりにも衝撃的な出逢いであった。

　あれは僕が4、5歳の時だったかな。いつも通り父が保育所に迎えにきた。車の中で流れる曲は父の好きな曲(ポール、マイケル、マドンナ、アニソン…)がお決まり。今日は何を聴かしてくれるのかなー、なんてワクワクしてたら、「パップ、パパップテーレレレー」耳慣れない音が聴こえてきた。いきなりノイズみたいなのが流れてきたから思わず「何これ？」と父に言ったら、答えは「コンピューター・ゲーム」それだけだった。その時の僕はははあと納得していた。

　まだあの頃は名前も知らず、ずっとムラムラしながら生活していたワケだが、転機は中学2年生の時。YMOの名前を知るまで10年くらいかかっているのである（笑）実に長い戦いであった。たまたまYouTubeで音楽を聴いていたら、上のジャケが使われている動画が出てきた。題名は「シムーン」このアルバムの3曲目だ。あれ？なんかこの感じ、身に覚えがある。直ぐに他の曲を調べた。「ファイア・クラッカー」、「東風」、「コンピュータ・ゲーム(サーカスのテーマ)」。そして、「Yellow Magic Orchestra 」にたどり着いた。

　あの頃はロックとテクノを行ったり来たり。高橋幸宏、細野晴臣、坂本龍一。それぞれのソロ作品にも手を出すようになった… 続く。