No.6 思い出の”D-105529”

なんのこっちゃというタイトルですね。

今日は、No .1に続き、サイパン島での思い出とコレクションについて書きたいと思います^^

もう10年以上サイパン島に行けていないのですが、私が行っていた当時、米軍上陸地点近くにいくつか桟橋がありました。

その中の一つである桟橋が滞在先の近くだったので、よく訪れていました。

この桟橋は、当初日本軍が島で生産していた砂糖の運搬用に建造・使用したもので、その後米軍が占領・使用し、戦後も船着場や地元の子供たちの遊び場、ダイビングの練習場所としても使われていました。（いまも同様だと思います）

桟橋 Then and Now※

この桟橋の下には、米軍兵士が飲んで捨てたであろう瓶が落ちており、コカコーラやペプシ、アンバーのビール瓶などを探して見つけることができました。

地元の人たちに混じり、一生懸命潜って探していたのをよく覚えています。

（その後も地元の人が結構拾っていたので、現在はほぼ無いらしいです）

↓がそこで拾った思い出のボトル、通称”Dボトル”です。

パテントNOのD -105529にちなんでそう呼ばれていますが、当時はD-105529とはなにか、全然わからず、ボトルをコレクションしている現地人の友人と、いろいろあーでもないこーでもないと想像して話していました笑

因みに、このDボトルはグリーンとクリヤーの２カラーがあります。クリヤーカラーのものは米軍兵士への支給品として区別するためのものと言われていますが、同島では、グリーンもクリヤーも両方見つかるので、そこまで厳格に区別はされていなかったのかもしれません。

ただ、グリーンにはアメリカの地名が入っていたので（サイパン島でみつかる多くはカリフォルニアでした）、コレクターの友人はグリーンをかなり大事にしていました。

自分で拾った瓶には、買ったりトレードした瓶からでは掴みにくい、当時飲んでいた人々のこと、その時代背景や状況などをよりリアルに想像させてくれる”ロマン”があるような気がしてます。

コカコーラコレクションとしてはありふれたボトルでも、自分にとっては宝物のボトル、（自己満足の世界ですが）ロマンのある瓶は本当にプライスレスだな〜と改めて感じる今日この頃です^^

※画像出典：

http://saipanpictures.blogspot.com/2008/07/then-now.html

Saipan Pictures: Saipan: Then - Now

I am so greatful and appreciatative that I finally found somethingoing about Saipan I really loved the pictures. I was stationed there August 1956 to Feb. 1958. Love to hear and see and find out more info. thank you so much. George

http://saipanpictures.blogspot.com/2008/07/then-now.html

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