No.23 コカコーラのレアボトルたち”スクリプトロゴのフレーバーボトル”

初版 2020/06/11 16:49

改訂 2020/06/12 09:11

最近あまりマメに更新できていませんが元気にやっています^^


今日は、私の所有するコカコーラボトルの中からスクリプトロゴ入りのフレーバーボトルをピックアップしてご紹介したいと思います。


はじめにフレーバーボトルとは、コカコーラ社製品や関連会社製品のうち、コカコーラ以外の飲み物(今でいうファンタやスプライトなど)を詰めることを想定したボトルです。その歴史は意外と古く、1900年代〜30年代頃まで存在していました。


ほとんどのボトルはブロック体のロゴでCOCAーCOLAと記載があり、スクリプトロゴは使用していません。また、ボトルのデザインや形状もかなり個性的なものが多く、私たちの想像するコカコーラボトルとはだいぶかけ離れた出立ちです。



なぜブロック体のロゴばかりなのか…様々な説があるようですが、通説としては、コカコーラのみを詰めるためのボトルはスクリプトロゴ、それ以外の飲み物を入れることを想定している場合はブロックロゴだというコーポレートルールがあったと言われています。


(それに習い、スクリプトロゴの入ったコンツアーボトルはコカコーラ専用ですね)



しかし・・・


フレーバーボトルの中にはごく僅かにスクリプトロゴが入っているものがあります。

それらはコーポレートルールに反してボトラーが間違えてデザインしてしまったもの

と言われており、殆どのものが回収されるかデザイン変更されるなどの処遇を受けています。


その為、現存するボトルは当然数が少なく貴重な扱いとなり、多くのコカコーラボトルコレクターが一生懸命探しています。


私もその一人で、かれこれ何年もスクリプトロゴ入りフレーバーボトルを探し回っており、最近になってようやくいくつか入手しました。



前置きが長くなりましたが、その中で代表的なボトルを紹介します↓




まずは、こちら。RICHFIELD,UTAH.です。

こちらは1920年代後半のボトルで、細身のボトルにスクリプトロゴが斜めに入っています。こちらせっかく格好いいデザインにもかかわらず、すぐにデザイン変更され、スクリプトロゴがないものに差し変わりました。。。










バーティカルスクリプトに近い、特徴的なロゴですね!









ロゴあり、なしバージョンの比較です。











続いてはこちら↓



MOUNTAINGROVE,MOです。

こちらは1930年代初期のボトルで、ミズーリ州にある小さな町マウンテングローブ のボトルです。紙ラベルを巻くであろうスペースの上に小さくスクリプトロゴが入っています。


当然回収された上、破棄されたようです。

また、かなり小さな町のボトルなのでもともと数が極めて少ないこともあり、貴重なコレクターズアイテムです。








ロゴのアップです。




いかがでしょうか?

他にもスクリプトロゴ入りのフレーバーボトルはあるのですが、この二つは代表的なボトルで、かなり見応えがあります^^




どちらもコンツアーボトル制定後のマシンメイドボトルながら、通常のSSボトルよりはるかにレアな扱いを受けてます…







コカコーラボトルのコレクション、本当に奥が深いです⭐︎





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長年アメリカンヴィンテージ雑貨、特にコカコーラ関係のガラス瓶をコレクションしています。ーーーコレクションをしっかりと整理、記録できる場として、アメリカンヴィンテージの魅力を、多くの方々に伝えられる場として、博物館を作っていきたいと思います!ーーー少しずつ作っていきますので、興味お持ちいただければ幸いです^^どうぞ、よろしくお願いします☆

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