No.22 米コカコーラボトルクラブの資料

初版 2020/06/02 22:27

改訂 2020/06/03 07:46

今日は米国のコカコーラボトルクラブの資料を紹介したいと思います^^



米国には、数多くのコカコーラボトルクラブが存在し、メモリアルボトルをコレクションするクラブからボトルディギングをやりながら古いコカコーラボトルを探す本格派まで、大小様々あります。


特に後者は、コカコーラボトルの知識やコレクション経験が半端じゃない人々が多く在籍し、クラブそれぞれの調査記録などを発行したりしています。(私の知識は全く足元に及びません💦)


基本的に門外不出の資料なんですが、今回、その貴重な記録資料を入手することができたので、少しご紹介します!

こちらがそのコカコーラボトルクラブの”ボトルチェックリスト”です。

かなりの上級コレクターである、Bill Porter氏による研究成果をまとめた資料という感じでしょうか?



冊子の構成はざっくりこんな感じです。

・コカコーラボトルコレクションの概要

・コカコーラボトルの歴史(おさらい)

・ボトラー表記と各ボトラーの特徴について

・Rootボトル社の数字表記の法則について

・SSボトルレアシティ早見表(ノーマル〜超レアまで)

・コンツアーボトルレアシティ早見表(初代〜5代目ボトル別・ノーマル〜超レアまで)


早見表はこんな感じです。

こちらはSSボトルの早見表です。


ローマ字無記名のシティがノーマル、S、S+、R、R+、RR、RR+の順で貴重になってきます。

日本のコカコーラボトルコレクターの人口は少なく、知識のある人も少ないと思いますので、あまりこのような表が活躍する場はあまりないと思います。

が!本場アメリカのコレクターはこのようなボトルのシティ表を見て、レアなボトルを探しているんです。。。

当然、RやRRなどはかなり数が少なく、一見普通のSSボトルの見た目でも驚くほど高額!なんてこともあります。(確かに上記表、R以上のシティのボトルは殆ど見たことありません)




この本にはアンティークコカコーラボトルと縁が深い、Rootボトル社のエンボス表記の法則についても書かれており、私にとっては目から鱗の内容でした。


全てではありませんが、Rootボトルにはボトル側面にROOT471 やROOT343などの表記があります。この本によれば、実は頭の数字、4や3というのが1904年、1903年を表しているようなのです。。。


これにより、今までざっくりしかわからなかったRootボトルの年代が、より細かくわかるようになり、ボトルの観察がより楽しくなりそうです^^


・・・っと話しは尽きないのですが、今回はちょっと眠くなるマニアックすぎる話題なのでこの辺で。。。




最後に、ROOTボトルのお尻写真です。

ちょっと光の当て方を変えたらいい感じに撮れたので貼ってみます笑


#コレクションログ

#参考

#比較

長年アメリカンヴィンテージ雑貨、特にコカコーラ関係のガラス瓶をコレクションしています。ーーーコレクションをしっかりと整理、記録できる場として、アメリカンヴィンテージの魅力を、多くの方々に伝えられる場として、博物館を作っていきたいと思います!ーーー少しずつ作っていきますので、興味お持ちいただければ幸いです^^どうぞ、よろしくお願いします☆

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