No.2 コンツァーボトルの歴史背景

初版 2020/03/31 17:25

ミューゼオを始めて4日程ですが、想像以上に多くの方にご覧いただき、嬉しく思います!

どうもありがとうございます^^


不定期にはなりますが、これから色々と書いていきたいと思います。拙い文章力ですが、ご一読いただけたら幸いです。


今回は、現在も親しまれているコカコーラのコンツァーボトルの変遷について、私の知る範囲で書いてみたいと思います^^


コカコーラのボトル詰め販売が始まった1890年代~1910年代中期頃まで、コカコーラのボトルは全米各地のボトラーにより色、形、デザインが異なるものが多種多様に作られていました。


そしてコカコーラが人気になるにつれ、様々な類似品やコピー品なども出回り始め、コカコーラ社は苦境に立たされていました。(スクリプトロゴまで真似た"Koka-Nola"などがありました)


そこで、コカコーラ社は「誰が見ても、暗闇で触ってもコカコーラとわかるボトル」を作ることを決めます。


そして、最終的にROOTボトル社の通称"コンツァーボトル"と呼ばれるデザインが選ばれました(別名、当時流行のスカートをイメージし、"ホッブルスカートボトル"とも)。このボトルが、今日まで親しまれるコカコーラの代表的なイメージを確立しました。


コンツアーボトルは後に何度か特許、デザイン変更されていますが、今日まで殆ど形が変わりません。それだけ、このボトルのデザインは完成されており、多くの人々の支持を受けているんだと実感します。


1923年の2ndから現在のコンツアーボトルカラーは、基本的にグリーン、クリアで統一されていますが、初期のボトルは色までは統一されておらず、水色、ブルー、グレー、淡い紫など珍しい色もありました。


多くの人に認知されていながら、意外にも奥深い、そんなボトルだと思います^^


おまけ:1st-3rdボトルの変遷


左:1stボトル 1917-28年 

肉厚でボトムかフラット(平)

細かい仕様や色が違う様々なタイプがある


中央:2ndボトル 1928-38年

肉厚感が若干弱まり、ボトムは若干丸みを帯び、仕様がほぼ統一される。基本はグリーンカラーのみ。特許取得日DEC.25.1923にちなみ、クリスマスボトルとも


右:3rdボトル 1938-52年

2ndとあまり変わらないが、大戦中のものは肉厚の傾向がある。大戦中を除き、基本はグリーンカラーのみ(兵士支給用区別の為、一時クリヤーカラーも使われた)


#参考

#比較

#コレクションログ

長年アメリカンヴィンテージ雑貨、特にコカコーラ関係のガラス瓶をコレクションしています。ーーーコレクションをしっかりと整理、記録できる場として、アメリカンヴィンテージの魅力を、多くの方々に伝えられる場として、博物館を作っていきたいと思います!ーーー少しずつ作っていきますので、興味お持ちいただければ幸いです^^どうぞ、よろしくお願いします☆

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