No.11 意外と個性的!?1stコンツァーボトル

初版 2020/04/17 14:02

改訂 2020/04/17 14:02

いつもマニアックな話ですが、、、


今日は1917-28年に登場した、ファーストコンツァーボトルの魅力について深掘りしたいと思います☆


現在も殆ど変わらない形で親しまれているコカコーラコンツァーボトル。言い方を変えたら"どれも同じ"と捉えられてしまうかもしれませんが、実は年代ごとに表情がちがいます。


特にファーストボトルについては他の時代と一味違う、様々な特徴があります。。。






まずはカラーです。この時代はブルー、アイスブルー、クリヤー、グリーンと主に4種の色構成です。他の時代はほぼグリーン、一時的にクリヤーと言った感じになります。






次に形状です。一見他の時代のコンツァーボトルと同じに見えますが、細部がかなり違います。


一つに底部の形状、ファーストのみ底全体が地につくようになっており、フラットです。シルエットにもやや角があります。


↓左1stボトル 右1950年代のボトル





二つ目にコカコーラエンボスのある中央、サイド部分にあるセパレートラインです。


こちらは1917-60年代くらいまでのボトルに存在しますが、ファーストのみラインが非常に細く、2nd以降は横に膨れた形になります。






最後にコカコーラロゴです。

ファーストのロゴはボトラー毎にかなり違いがあり、丸みの強いもの、細いもの、縦に伸び気味なものまで多々あります。

これは、SSボトル期の様式をまだ引きずっており、各ボトラーで金型製作をするスタイルが主流であったことが要因として考えられます。


そうなると、金型毎にロゴなどの仕様に差があり、良くも悪くも個性が出ます。


尚、2ndボトル以降はどの地域のボトラーでもほぼ同じ形状のロゴに統一されています。





以上のように、ファーストコンツァーボトルに

は、意外に個性が強い魅力があります。


揃えていたらSSボトル並みにキリがありませんが、それだけ様々な表情がある、面白いボトルです^^


#コレクションログ

#比較

#参考

長年アメリカンヴィンテージ雑貨、特にコカコーラ関係のガラス瓶をコレクションしています。ーーーコレクションをしっかりと整理、記録できる場として、アメリカンヴィンテージの魅力を、多くの方々に伝えられる場として、博物館を作っていきたいと思います!ーーー少しずつ作っていきますので、興味お持ちいただければ幸いです^^どうぞ、よろしくお願いします☆

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