火盗新風録　（短編７作品）

🍒【伊賀の影丸　百舌の藤蔵の巻】
とある藩に幾度となく隠密を放っても誰一人帰って来ず、服部半蔵は影丸達を送るが謎の凄腕忍者【百舌の藤蔵】に次々と倒され、遂に影丸が闘う。藤蔵の正体とは!？

🍒【伊賀の影丸　外伝】
とある藩の筆頭家老と二番家老が続けざまに死亡。影丸が調査に向かうが、そこには意外な陰謀が…

🍒【忍鬼】とある藩に入った隠密は必ず殺害される。当代随一の自幻斎首領の率いる甲賀衆の為である。しかし自幻斎を必ず討てとの命が下る…

🍒【魔剣】醜い風采の上らぬ男は腕の立つ剣術家と勝負しては勝ち、命も金もその他も戦利品として奪ってきた。男は非常に貧しく育ち、川の魚を棒で獲る事を覚え、自己流の剣術に昇華させた。そしてこの地に旅の武芸者の宮本武蔵が立寄り…

🍒【座っていた男】江戸時代のちょっと不気味な怪談話。

🍒【火盗斬風録】江戸の町は火付け盗賊に悩まされていた。そこで幕府は【御手先組】を【火付け盗賊改め】と改名し、中村勘解由を頭に江戸の諸悪の根絶を命じた。鬼と化した中村。三万人以上の首を撥ねたという…

🍒【飛猿斬り】尊皇攘夷を唱える水戸藩士により天狗党が結成された。当初は100名程だったが誰彼構わず入党、2000名を越えた頃には軍資金集めと称し、野盗より悪質な存在に。

ある役人は田舎の山村に百姓に身を変えた、天狗党を創設して一万数千両を集めて消えた山田一郎を見つけた!山田は剣を取っては天下無双、飛猿斬りと呼ばれた男だったが…

横山光輝の時代劇短編を集めた一冊。

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