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サンダー大王 全2巻(文庫版)
アフリカの奥地に塩砂漠があり、3人の男が死にかけながらもそこを旅していた。 そこから生き延びた男がその場所には黄金の宝の山があり、地図まで書いていたのだ。 やがて瓦礫の神殿に巨大な古代兵士像と黄金の宝の山を発見し、今度はヘリコプターで来て黄金の宝の山を持ち帰ろうと。
そのうちのチンピラ一人が何気に願うと巨大な兵士像のロボットが命令に従う。 そして瓦礫の隅から出てきたシンゴは塩砂漠を渡って追いかける。 実はアトランティスの末裔で、ロボットはアトランティス人が科学の粋を結集した守り神【サンダー大王】なのだ。
チンピラは何でも命令を聞く無敵のサンダー大王で好き放題していたが(黄金のカブト虫のペンダントを持つ者の命令を聞く。 チンピラは盗んだ黄金の中にあるそれを持っていた為。赤い〇)、それを各国の軍部や巨大犯罪シンジケートらがサンダー大王を手に入れようと躍起になる。 サンダー大王を分解・研究し、量産出来れば無敵のロボット軍団兵器を持ち、世界に号令出来るからだ。
スティンガー大佐も軍部の命令で、シンゴの監視として同行していたが、シンゴが自分の子供の様で可愛くもあり、サンダー大王の使用方法を危惧していて悩んでいた。 だがアトランティスを守る為に作られた無敵のサンダー大王だが、もし自分が叶わない敵と対戦したり、自分ではどうにもならない事態になった際、サンダー大王は水爆以上の破壊力の爆発になるよう作られていた。
やがて全ての敵を倒した後、シンゴとスティンガーとサンダー大王はいずこへと去り、以後彼等を見た者はいなかった・・・
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