戦艦並みの38cmロケット臼砲を搭載した破壊力!! ドイツ陸軍、シュトルムティーガー(独: Sturmtiger)

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戦闘で損傷を受けたティーガーI戦車の車台を改修しドイツ海軍用に開発された38cmロケット臼砲を搭載したもの。

戦艦並みの砲撃威力をもつシュトルムティーガーに襲われたアメリカ軍は数時間行動不能に陥った。またM4中戦車も至近弾で行動不能に陥った。防御面でも空爆または重砲撃でないと破壊できないことが判明した。そのためアメリカ軍はスパイや偵察機でそのありかを探ろうとしたほどである。なお、シュトルムティーガーの損失は、機械的故障や弾薬切れ燃料切れを原因とする車輌の放棄に伴う、乗員自身による破壊が損耗の原因となった。

全長 6.28 m
全幅 3.57 m
全高 2.85 m
重量 65 t
懸架方式 横置きトーションバースプリング方式
速度 45.4 km/h(整地)
24 km/h(不整地)
行動距離 整地 100 km、不整地 60 km
主砲 38cm StuM61 L/5.4
ロケット推進臼砲(弾薬14発携行)
副武装 90mm NbK39 擲弾筒
MG34機関銃
装甲 車体前面150 mm、側面80 mm、戦闘室前面150 mm、戦闘室側面および後面80 mm
エンジン マイバッハ HL 210 P45
4ストロークV型12気筒液冷ガソリン
650 馬力
乗員 5 名
(操縦手、機銃手兼無線手、装填手、第2装填手、車長兼砲手)

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