愛知 B7A1 試製 流星 増加試作機 日本海軍 艦上攻撃機 流星 第752海軍航空隊

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「艦上攻撃機 流星 (B7A)」は、海軍の水平・急降下爆撃、及び雷撃に使用する事ができる新構想の機体開発の要求に基づき、基礎研究から約3年半後の1945年3月に正式採用された機体。

生産型の名称は「流星 改 (B7A2)」、それ以前の増加試作機を「試製 流星 (B7A1)」

海軍の過酷な要求に応えるべく、様々な新技術を取り入れた機体で、エンジンには小型で強力な「誉 12型」を搭載、日本機には珍しい逆ガル形翼を持つなど特徴の多い機体。

1942年12月に試作1号機が完成しましたが、重量超過であったため、再度設計を見直し、増加試作機8機(2~8号機)が作られ数々のテストに使用された。

重量超過や強度不足など問題の多かった機体ですが、カタログデータを見るだけなら、艦上攻撃機としては、当時の一級品の性能を持った機体だった。

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