- Glory Wings Museum
- 28F サムライの翼日本の特攻機 (第二次世界大戦及びそれ以前)
- 百式司令部偵察機 Ⅲ型 ト-47
百式司令部偵察機 Ⅲ型 ト-47
振武桜特別攻撃隊
百式司偵だけで編成された特攻隊
一部の機体に白いドクロマークが塗られていた
振武隊(しんぶたい)は、1945年(昭和20年)3月26日から始まった沖縄戦における陸軍第6航空軍隷下の特別攻撃隊たる飛行部隊の総称である。各隊が固有の番号を冠し、フィリピンにおける「八紘隊」からの連番とするも欠番がいくつか存在している。また九州の6航軍とは別に、第8飛行師団隷下で台湾から出撃し沖縄戦に投入された特攻飛行部隊は誠飛行隊(まことひこうたい)と称され、振武隊と番号は被ることはない。
振武隊は大刀洗陸軍飛行場(福岡県大刀洗町)、菊池陸軍飛行場(熊本県泗水町)、隈之庄陸軍飛行場(熊本県隈庄町=現・熊本市南区)小月陸軍飛行場目達原陸軍飛行場等の陸軍飛行場(秘匿飛行場を含む)を中継し、鹿児島県知覧町(現・南九州市)の知覧陸軍飛行場と、万世町(現・南さつま市)にあった万世陸軍飛行場を中心に出撃した。また、宮崎県都城市の都城西飛行場・東飛行場や、指揮系統上、海軍の飛行場である鹿屋飛行場(現・海上自衛隊鹿屋航空基地)から出撃した例もみられる。
竹中隊長機と吉原軍曹機の二機に関しては垂直尾翼にドクロマークがあること、これは確実だが、どちらの機体かはわからない。
