中禅寺

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平成28年6月10日 奉拝

日光山輪王寺の別院。
延暦3年(784年)、勝道上人が船で湖を遊覧していた際に、湖上に千手観音の姿を感得し、桂の木に立木のままで千手観音を刻んだ。
この「立木千手観音菩薩」を本尊として中禅寺が開かれた。

木造千手観音立像は延暦年間(奈良時代末期ー平安時代初期)に立木に彫刻したとの伝承があるが、作風・技法等から実際の制作年代は平安時代後期と推定されている。
桂の一木彫で、42本の手などは別材で作られている。

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