【1987/08/07】木曽三川近代治水100年記念郵便切手

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昭和62年が木曽三川の近代治水工事が開始されてから100年目に当るのを記念して、昭和62年8月7日に60円郵便切手を発行しました。
木曽・長良・揖斐の三川は、我が国でも屈指の河川で、古来からその豊かで清浄な流れは農業、舟運、発電等の幅広い用途で利用され、中部圏の経済、文化、風土等と深いかかわりを築いてきました。
この木曽三川において、明治20年に近代的な河川改修工事が内務省により始められ、今年が100年に当ります。
この間、国の直轄による河川改修、砂防事業は下流部から上流部へと区域を拡大するとともに、県による支川改修も始まり、木曽三川治水事業、水資源開発、環境整備等の諸施設が講ぜられ、中部圏の発展の基礎づくりを果たしてきました。
この木曽三川の治水事業が、我が国における近代治水の祖となりました。

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