【1987/01/23】昆虫シリーズ第4集記念郵便切手

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昆虫シリーズ第4集として昭和62年1月23日に60円郵便切手が4種発行されます。
(A)ミヤマクワガタ(学名Lucanus maculifemoratus)は、クワガタムシ科に属し、北海道から九州まで広く分布する、日本の固有種です。
大型と小型ののもでは大あごの形が大きく違い、別の種類のようです。
山地の落葉広葉樹林に生息し、成虫は6月から8月にかけて出現します。
(B)オニヤンマ(学名Anotogaster sieboldii)は、オニヤンマ科に属する日本最大のトンボで、北海道、本州、四国、九州と琉球列島の一部に分布しています。体長は、10センチメートル内外で、雌は雄よりひと回り大きく、腹の先に長い産卵管突起があります。
(C)アサギマダラ(学名Parantica sita)は、マダラチョウ科に属し、国内では本州以南の各地に生息し、国外では中国から熱帯アジアに広く分布しています。はねの開張は、80~110ミリメートルです。
長距離を移動する性質があり、北海道でも見ることができます。
(D)ヤンバルテナガコガネ(学名Cheirotonus jambar)はコガネムシ科に属し日本最大の甲虫、沖縄本島北部山地の照葉樹林で最近発見され1984年新種として命名されました。体長は50~60ミリメートルあり雄の前足は大変長く幼虫はシイやカシ類の大木の穴で成長し2~3年かかって成虫になります。

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