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MINOLTA MD MACRO ROKKOR 100mm f3.5
4群5枚、最小絞りF22、最短撮影距離0.45m 600g 当時価格60,000円 専用中間リング10,000円 ミノルタの一眼レフ用100mmマクロは1972年に登場し、f3.5のMC型2種、MD型の本レンズ1種の3種 その後、やはり600gが重かった様で、1979年、一気に380gに軽量化してf4としたMD型が登場しました 高忠実度を要求される接写では歪みの少ない長焦点距離レンズが有利であり、また、ライティングがやりやすいという長所から100ミリマクロレンズが出現しました 歪曲収差を始め諸収差が極めて少なく小動物、昆虫撮影に適する ポートレート、風景等に使用しても一般望遠レンズとして十分な性能を有します https://twitter.com/unknown001z/status/1551411050381160448?t=L9ftlf2GycZs04aMmTjXgw&s=09
レンズ ミノルタカメラ株式会社あんのうん01
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MINOLTA MD ZOOM ROKKOR 24-50mm f4
MINOLTA MD ZOOM ROKKOR 24-50mm f4 11群13枚 395g 1978年 最短撮影距離0.7m 最小絞り値f22 当時価格94,000円 不人気のマニュアルフォーカスズームレンズにおいて、界隈で人気のあるズームレンズの1本 当時は単焦点レンズが基本なので、このレンズの場合、当時の超広角〜標準、24、28、35、50ミリレンズ4本分を補うレンズとなる 海外の検証サイトでは 『本レンズは並外れたズームであり、絞った際の優れた性能は元より、開放でも非常に信頼できる結果を記録します。 パフォーマンスはワイド端で最もよく見え、単焦点レンズ並の結果に。ズーム端では少し評価を落とします。 シャープネスは単焦点と同レベルには及ばず、f / 8まで絞るとで改善されますが、些細なレベルです。 詳細に検証していませんが、レンズの歪みはワイド端とズーム端の両方で無視できるように見えます。f/4での光の減衰は認められません。』 と、ズームレンズとして評価が高く、 当時の資料にも、『広角系固定焦点レンズ4本以上に匹敵して活用範囲が広い。軽量コンパクトに設計されているのでスナップや風景建築写真の撮影に適している。困難とされた超広角ズームにもかかわらず、通常広角レンズと同等の優れた描写性能を示す。』と評価されています。 https://twitter.com/unknown001z/status/1512553732994600960?t=gAhseUq0QB0xvMvoXH6Vaw&s=19 https://twitter.com/unknown001z/status/1234595408094957568?t=IWwNfaLdHYka86m-Ov7QPg&s=19
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MINOLTA AUTO ROKKOR 55mm f1.8(3型)
MINOLTA AUTO ROKKOR 55mm f1.8(3型) ※2024.8、3型と4型の表記を入れ替えました 5群6枚、Φ52 最短撮影距離0.55m 最小絞り値f16 私がコレクションするに当たって、一番信用している『MINOLTA SR LENS INDEX』↓ http://minolta.eazypix.de/lenses/ 歴代の「ミノルタのすべて」と称する雑誌類は海外用がほぼ無掲載。 このインデックスはミノルタSRマウントレンズを海外用レンズまで網羅しており、ネット上では一番詳しいリストです。 インデックスを元に、3型と4型は同じレンズでシリアルナンバー違いと思いました。 しかし、この55/1.8(3型.4型)については誤記載です 発売年が1965年、Edition for SR-1sとなっていますが、SR-1sの登場が1967年なので記載に矛盾があります 最短撮影距離も0.5m(3型は0.55m)と異なります 当時はほぼ1年ごとにレンズが更新されているので2年違えば、マイナーチェンジしていてもおかしくありません。 ケンコー・トキナーのホームページには1967年6月に『ミノルタSR-1s(F1.7付き)』とMC55/1.7付きのSR-1sの写真が掲載 「日本カメラミノルタ SRの使い方」 のSR-1sの解説でもレンズはMC55/1.7と記載されています。 ネットでも雑誌でも、AUTO ROKKOR 55/1.8や55/2のSR-1sエディションの記載は見当たりません インデックスにあるEdition for SR-1sという記載と現物のみが存在証明という謎のレンズです 因みに55/1.8はヤフオクでもメルカリでも数多く存在します。この55/1.8の3型はシリアルナンバーを1点づつ探して見つかったのでレア度は高くありません https://twitter.com/unknown001z/status/1502579963001638914?t=zd3TIZGIMoZxfIBSJG1Qsw&s=19 https://twitter.com/unknown001z/status/1501296658671292416?t=pUek1B8xZITaUTwRClNOhA&s=19
レンズ ミノルタカメラ株式会社あんのうん01
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MINOLTA MC ROKKOR-X 50mm f2
MINOLTA MC ROKKOR-X 50mm f2 (1973年) 5群6枚 Φ55 230g 最短撮影距離0.5m 最小絞り値f16 絞り羽5枚 輸出専用でとにかく情報が乏しいレンズ 同時期のMC50/1.7に比べ外径大きく、短く、軽い、また、絞り羽5枚も珍しい この後のMD50/2は海外やマニア界隈で人気があり、ある程度の情報が流れてますし、国内のユーザーのブログ等も散見されますが、このMC50/2は情報が少ないです 海外の口コミでは ・ROKKOR-Xの「X」は「export」のエックス ・ライカズミクロンR50/2のコピー品 との情報が見受けられます。 確かに、1971年頃からミノルタとライツは業務提携しており、姉妹機XD-1(1974年).ライカR3(1976年)の登場も同じ頃です 〜1976年までのズミクロンR50/2は 5群6枚、最小絞りf16、最短撮影距離0.5mと数値的には似ています 1976年〜のズミクロンR50/2は4群6枚とレンズ構成が違います 何も確証の無い話で真偽不明です。 まあ、輸出専用に50mm f2がラインナップされてる理由が垣間見えました。 作例 https://twitter.com/unknown001z/status/1275885337152065536?t=8hWCQQ57I3rqZLKtAlZQbg&s=19 https://twitter.com/unknown001z/status/1160047199394209792?t=RImMVX43T-NzfGynvVoDGw&s=19
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MINOLTA MC ROKKOR 58m f1.2(2型)
MINOLTA MC ROKKOR 58mm f1.2 5群7枚、Φ55、455g 最短撮影距離0.6m 最小絞り値f16 1970年(MC2型) 1970年(昭和45年)万国博覧会を記念して、この年の日本の姿を5千年の後世に伝えるタイムカプセルが、松下電産と毎日新聞社によって大阪城の地下深くに埋蔵されたが、この中には現代日本の代表的な工業製品の一つとしてMCロッコールF1.2・58mmレンズが選ばれおさめられた。 二つ名を『鷹の目ロッコール』 ジャンクレンズ使いとしては守備範囲外のプレミアムレンズですが、間違いなく、ミノルタ単焦点MFレンズの頂点に君臨する名玉 金属ローレットの1型、2型、ゴム製ローレットの3型まで、先のタイムカプセルが1型か2型か分かりませんが、年代から推測して、この2型を購入しました。 フルサイズミラーレスに装着し、その巨大な前玉を覗くと、センサーの深いグリーンが『深淵』という言葉を想起させる何とも叙情的なレンズです。 X-1に装着例が多いレンズですが、当時(1970年)の広告ではSR-T101用F1.2レンズとして紹介されています。 「光分散の少ない屈折率の高いハイ・インデックス新種ガラスレンズを5枚、贅沢に使った5群7枚構成。画面の中心部は無論のこと、周辺部までスッキリと仕上げる、非点収差やコマ収差のない、総合描写性能抜群のレンズです」 当時の単価の表記はありませんが、SR-T101のボディーが33,300円、F1.2付きが69,800円なので、差し引き36,500円となります F1.4 が22,700円、F1.7が14,000円 鷲の目Tessarを鷹の目と混同している方も多いのですが、Zeiss社が宣伝に使用したキャッチコピーが『Das Adlerauge Ihrer Kamera※あなたのカメラの鷲の目』なので、テッサーは鷲の目が正しい(はず) ミノルタの血統を受け継いだはずのSONYのホームページですらテッサーを『「鷹の目」と称された』と記載してるほど根強いです まあ、日本語として、鷲より鷹の方がインパクトがありますし、言葉はそうして変革するので、間違いとは言いませんが‥‥ 因みに、このレンズはアトムレンズ(放射能レンズ、トリウムレンズ)です 作例 https://twitter.com/unknown001z/status/1239025712327053313?t=CAivIq_ui4W5D3NfjFDOjg&s=19 https://twitter.com/unknown001z/status/1270998514516897793?t=nn-JXP-md9cQzPPl4xuUIw&s=19
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MINOLTA NewMD 50mm f2
MINOLTA NewMD 50mm f2 1981年 5群6枚 Φ49 最小絞り値f22 最短撮影距離0.45m 150g NewMD共通の特徴ですが、コーティングはパープルとシナバー、MD爪、最小絞りロック ミノルタは新しいロゴを採用し、ロッコール銘が無くなりました。 輸出専用レンズのため情報が少ないです。 X-700の登場に合わせてNewMDシリーズが登場します 検索すると輸出専用のX-300や輸出仕様のX-500等にこのレンズの着装例が散見されます 輸出用機でもf1.7の装着例が多いので、このレンズは廉価版と思料されます ネットのでは最も優れた性能なんて声も見受けられ、海外比較サイトでも、ミノルタマニア界隈でそう伝わるのを前提に同時期の50mmを比較しています 評価は非常にバランスの取れたレンズ 中央は50/1.2より優れ、開放で50/1.7、50/1.4に近い、f4までは他に劣る、コーナーは50/1.2と同程度で50/1.7、50/1.4より劣る と評価されてます 何と言っても標準レンズで150gと軽量コンパクトで扱い易いレンズです 作例 https://twitter.com/unknown001z/status/1497788606190010368?t=fWXbS68fBD3BxPuJ7Sx3hA&s=19 https://twitter.com/unknown001z/status/1332499383011532802?t=3fSA88g4QXSN8g77rng9tA&s=19
レンズ ミノルタカメラ株式会社 eBayあんのうん01
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MINOLTA W.ROKKOR 35mm f4(初期型)
1960年 4群5枚 210g Φ55 最小絞り値f22,最短撮影距離0.4m 無印と呼ばれるシリーズで、界隈では軽量コンパクトで人気のレンズ この35mmf4は35mmf2.8の廉価版 35/2.8が当時25,100円のところ、このレンズは当時9,900円 eBayで箱、ケース、前後キャップ付きと絶好なコンディションで迷わず購入 キャップやケースのロゴが古いロゴなのが萌ポイント
レンズ 千代田光学精工 不明あんのうん01
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資料
http://minolta.eazypix.de/lenses/ 一番信頼できる資料は『MINOLTA SR LENS list』 、ほぼ全てのミノルタMFレンズを網羅している そもそも情報収集のため集めた以下の資料に海外専用レンズ等の記載がなく参考にならない面がある カメラの情報は詳しいがレンズになると情報が少ない 「ニューフエイス診断室」は当時の検証を集めたもので1次資料として価値が高い 「ミノルタかく戦えり」は社内の視点がわかる貴重な内容 ミノルタレンズと言えば、レンズ設計者、仙人斎藤利衞の伝説がまことしやかに伝わるが、当時の社内での扱いが垣間見える、また、ライカとの提携等も見方が変わる 昭和45年 写真工業'70 7月 ミノルタSRのすべて 昭和53年 日本カメラ ミノルタXD XD-Eの使い方 昭和53年 ミノルタのすべて 昭和63年 クラシックカメラ専科 ミノルタカメラのすべて 平成08年 アサヒカメラ8月 平成09年 写真工業1997.10 平成13年 ニューフェース診断室 ミノルタの軌跡 平成15年 ミノルタカメラの全て 平成18年 ミノルタかく戦えり
あんのうん01
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MINOLTA(ミノルタ)SR-2
#ミノルタSR-2 1958年10月発売 発売時価格51,500円 650g 昭和29年フォトキナでライカM3が発表 これに触発され開発を進め完成したのが試作機ミノルタスカイ これを売込みに自らアメリカに向かった田嶋社長は、現地でライカの終焉、一眼レフ時代の到来を聞きつけスカイ発売中止、並行して開発を進めていた一眼レフカメラ開発に注力 設計技師杉山萬三雄より ミノルタ35の売れ行きが減少しスカイ開発に注力していたところこれが没になり、一眼レフカメラ設計の司令をうけた。 当初は ・ミノルタ35形式のシャッターで1/500秒 ・クイックリターンでなくて良い ・絞りはオート絞りだけで良い、ウインクリターンにしなくて良い ・2ヶ月後に出図せよ というもので、各々シャッター関係とミラー関係の設計に別れ昼夜兼行で設計し3ヶ月かかって工場に出図。工場に出図するやいなや ・クイックリターン式 ・シャッター速度1/1000秒 に仕様変更を求められ、必死に抵抗するも何とか間に合い発売にこぎ着けた 昭和33年(1958年)ミノルタの初代一眼レフカメラ として『SR-2』が登場 B・1〜1/1000秒の一軸不回転倍数系列シャッター、クイックリターンミラー、セルフタイマー等々、当時の最先端技術が盛り込まれた このカメラからSRマウントが登場する ミノルタの歴史の中で転換期が2度あると言われ、一度は言わずと知れた「αショック」、そしてもう一つに挙げられるのがこの一眼レフ「SRシリーズ」の登場、これにより60年代、日本のカメラ列強の一員に加わることができたと言われる 当時の社名は千代田光学精工、ブランド名がミノルタ
フィルムカメラ 千代田光学精工 不明あんのうん01