ミニチャンプス スーパーアグリHonda SA07

0

スーパーアグリが2007年に導入したマシンで、Hondaの2006年型マシンであるRA106の設計を踏襲した。土屋圭市いわく、そっくりですが別のマシンとのこと。

熟成しきったマシンをベースとしているため、シーズン前半は比較的アドバンテージがあり、予選Q3進出や入賞して日本のF1ファンを盛り上げた。特にカナダGPでは、佐藤琢磨がチャンピオンのアロンソをオーバーテイクして6位に入賞し、F1関係者やファンを驚かせた。

しかし、他チームのマシン開発が進んだシーズン後半は、相対的にマシンの戦闘力が不足し、苦戦を強いられる。

さらに、シーズン中にスポンサー料未払いによる資金難に陥る。ばんせい証券がスポンサー料の支払い能力が無いペーパーカンパニーであるSS UNITEDをスーパーアグリに紹介したせいで資金難になる。一部スポンサー料をばんせい証券が建て替えたが、後にスーパーアグリに対しスポンサー建て替え額の返済についての訴訟を起こし、アグリが敗訴した結果、資金難がさら進行。一説によると、ばんせい証券とSS UNITEDがグルとなって、オーナーの鈴木亜久里をハメたとも囁かれている。

Default