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ミニチャンプス ザウバーペトロナスC22 フレンツェン
ミニチャンプスからリリースした1/18モデル 2003年にザウバーが投入したマシンで、フレンツェン最後のF1マシン 2002年型のフェラーリエンジンを搭載したことで、エンジンアドバンテージから、シーズン序盤はフレンツェン、ハイドフェルド共に連続入賞するも、他チームで開発が進んだシーズン中盤以降は、中団グループに下がる。 イタリアGPでリアセクションをアップデートし、フェラーリ風のルーバーを装備した(モデルはアップデート前の前期型)。アップデート後のアメリカGPでは、天候が目まぐるしく変わる中、天気を読みドンピシャなタイミングでタイヤ交換を行ったことで、フレンツェンが3位表彰台を獲得。フレンツェンにとって、F1最後の表彰台となった。
F1 H.H.フレンツェン ミニチャンプスラビラビミュージアム
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ホットウィール ウイリアムズ メカクローム FW20
マテルからリリース ウイリアムズF1チームが1998年に導入したマシン。 前年にチャピオンを獲得したウイリアムズではあったかが、この年から低迷を始める。空力デザイナーのエイドリアン・ニューウェイが離脱した影響からか、空力的に他チームに遅れをとったほか、エンジンについても、ルノーの撤退によりワークスエンジンを失った。メカクロームが前年のルノーエンジンをベースにチューニングしたモノをチームに供給。戦闘力もなく、フレンツェンが開幕で3位表彰台を得たほか、ビルヌーブも、2度3位表彰台にあがるに留まった。
F1 H.H.フレンツェン マテルラビラビミュージアム
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トミカプレミアム HONDA NSX Type-R 後期型(NA2)
タカラトミーのトミカプレミアムシリーズの1台 モデルはHONDAが2002年に発売したNSXの後期型である。 前期型に続き、オールアルミモノコックを採用。 前期型との大きな違いは、リトラクタブルヘッドライトから固定式のヘッドライトに変更となった。JGTCに使用されるNSXタイプRのデザインも考慮し、固定式ヘッドライトの形状も空力を考えられた構造となっている。 ボンネットフードについても、前期型のNSXタイプRと違い、ラジエーターの冷却口(ベンチレーション)が装備されております、よりレーシングカーに近い存在となった。
市販車 タカラトミー「トミカ」 HONDAラビラビミュージアム
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ミニチャンプス スーパーアグリHonda SA07
スーパーアグリが2007年に導入したマシンで、Hondaの2006年型マシンであるRA106の設計を踏襲した。土屋圭市いわく、そっくりですが別のマシンとのこと。 熟成しきったマシンをベースとしているため、シーズン前半は比較的アドバンテージがあり、予選Q3進出や入賞して日本のF1ファンを盛り上げた。特にカナダGPでは、佐藤琢磨がチャンピオンのアロンソをオーバーテイクして6位に入賞し、F1関係者やファンを驚かせた。 しかし、他チームのマシン開発が進んだシーズン後半は、相対的にマシンの戦闘力が不足し、苦戦を強いられる。 さらに、シーズン中にスポンサー料未払いによる資金難に陥る。ばんせい証券がスポンサー料の支払い能力が無いペーパーカンパニーであるSS UNITEDをスーパーアグリに紹介したせいで資金難になる。一部スポンサー料をばんせい証券が建て替えたが、後にスーパーアグリに対しスポンサー建て替え額の返済についての訴訟を起こし、アグリが敗訴した結果、資金難がさら進行。一説によると、ばんせい証券とSS UNITEDがグルとなって、オーナーの鈴木亜久里をハメたとも囁かれている。
F1 佐藤琢磨 ミニチャンプスラビラビミュージアム
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ミニチャンプス ジョーダン無限HONDA198 ラルフ シューマッハ
ミニチャンプスからリリース ラルフ シューマッハが1998年にドライブしたマシン。 ジョーダンはこの年より、エンジンをプジョーから無限HONDAにスイッチした。 シーズン序盤はエースのデーモン ヒルともども、結果を出せなかったが、シーズンが進むに連れてエンジン、シャシが熟成。大荒れのベルギーGPではジョーダン無限HONDAが1-2フィニッシュ! ラルフ シューマッハはこの時2位表彰台を獲得した。
F1 ラルフ シューマッハ ミニチャンプスラビラビミュージアム
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ミニチャンプス ティレル フォード025 ミカ サロ
ミニチャンプスからリリース ティレルが1997年に投入したマシン。 中嶋悟の教え子である高木虎之介か翌年にF1デビューすることから、その準備として中嶋悟がティレルのディレクターに就任し運営にも関与。このため、スポンサーに日本のPIAAが付いている。 中嶋悟がスポンサーを持ち込んだものの、チームは資金難であり、エンジンもヤマハワークスから型落ちのフォードエンジンにスイッチするしかなかった。 シャシ性能はそこそこであったものの、V10エンジン全盛期に型落ちのV8エンジンを使用せざる得ない状況であり、完全なパワー不足に泣くこととなった。 モナコでミカ サロが5位に入賞し、これがシーズン唯一のポイント、そしてティレル最後のポイントとなった。 マシンのエアロについては、他のチームとは異なり、フロントノーズセンターからワンプレートで吊り下げるフロントウイングを採用する独特な空力処理を施している。
F1 ミカ サロ ミニチャンプスラビラビミュージアム
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ミニチャンプス HHF ハイブリッドコンセプト ニュルブルクリンク24h 2008
ミニチャンプスからリリース 私の大好きな元F1ドライバー、ハインツ ハラルド フレンツェンが立ち上げたハイブリッドレーシングカープロジェクトのコンセプトマシンである。 ベース車両などの詳細は判らないけど、V8ターボエンジンに駆動モーターを組み合わせたパワートレインを採用している。 まだ、ハイブリッドカーが日本を含めて世間的に注目されていなかった時代(特に欧州では全く相手にされなかった)ではあったが、他に先駆けてハイブリッドカーをレースに持ち込んだ実績を讃えたい。 実車は現在フレンツェンの自宅に保管されているのかな? ドライバーには、フレンツェンに加えて、日本でもレースに参戦していたドミニク シュワガーも名を連ねている。
ニュルブルクリンク24h H.H.フレンツェン ミニチャンプスラビラビミュージアム
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ホットウィール HONDA S2000
熱輪からリリース。HONDAが1999年に創立50周年を記念して発売したライトウェイトスポーツカーである。 1960年代に発売された、S800以来のFR車である。 前期型に搭載されたF20Cエンジン(2000cc)はレーシングエンジンそのものであり、レッドゾーンは9000rpmとなる。 後期型では、排気量を2200ccにアップしたものの、レッドゾーンが8000rpmに下がったため、ピーキーな出力特性ではなくなった。 今でも伝説的なHONDA車であり、程度の良い中古車はプレミア値が付いている。
市販車 ホットウィール HONDAラビラビミュージアム
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MINI GT NSX GT-3プレゼンテーションモデル
MINI GTからリリースされた、NSX GT-3のプレゼンテーションカー。 日産GT-R、LEXUS RC-Fに続く日本のGT-3マシン。実は、HONDAのGT-3マシンは3メーカーでは一番後なのです。 現在では世界のレースで活躍中のNSXGT-3、やっぱり格好良いよね。 日本でのNSX GT-3の販売代理店とメンテナンスサポートは無限が担当。海外ではJASモータースポーツが担当する。
GT-3 MINI GT HONDAラビラビミュージアム
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ミニチャンプス ジョーダンHONDA EJ11 トゥルーリ
ミニチャンプスからリリース 2001年にジョーダンチームが投入したマシン。 前年のHONDAの復帰に伴い、無限HONDAエンジンからHONDAエンジンに切り替えた。 2000年にジョーダンに加入したトゥルーリは、加入初年度こそ、リタイアが多かったが、2001年には、持ち前の速さに安定感が加わり、コンスタントポイントを持ち帰った。 トゥルーリは、その後、ルノーを経てトヨタにも所属。オリビエ パニスとならび無限HONDA、HONDA、トヨタをドライブし、日本とも縁が深いドライバーである。
F1 ミニチャンプス HONDAラビラビミュージアム