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ThomasCookEuropeanTimetable 日本語解説版 1989年春号
ThomasCookEuropeanTimetable 日本語解説版 1989年(平成元年) 春号 表紙の地図に注目すると、東西ドイツは別れており、ユーゴスラビア、チェコスロバキアはまだ一つの国扱いとなっている図版です。ロシアの表記も「U.S.S.R」の時代。東欧=社会主義国家で語られていた時代の時刻表です。 裏表紙にはNIOE(オリエント急行のツアー列車ブランド)のツアー募集広告が掲載されていました。ちょうど日本にやってきたオリエント急行はまさにNIOEの車両でしたね。 さて、この頃の欧州鉄道の動きですが、高速列車はまだメジャーな存在ではなく、時刻表の記事を注意深くみないとわからない程度の本数でした。 フランスのTGVですが、アトランティック(大西洋)線の最初の列車がパリ〜ナントで運転開始した旨の記事があります。この時刻表発行当時は高速新線(LGV)は未開業ですので、在来線で新型TGV車両による列車が運転開始されたことのようです。 また、1989年は欧州各国で周年記念の記念列車が運転されたようです。 #時刻表 #ヨーロッパ #フランス #TGV #オリエント急行
時刻表冊子 海外 ThomasCookEuropeanTimetable 日本語解説版 1989年春号 ダイヤモンド社time_table
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581系寝台電車が月光号でデビューほか 交通公社の時刻表 1967年 10月号
交通公社の時刻表 1967年(昭和42年) 10月号 表紙は、この年のダイヤ改正で登場した581系寝台電車。 ご存知の通り、昼は座席、夜は寝台と昼夜通しで運用できる電車として登場しています。具体的には昼間は新大阪〜大分間で「みどり」として、夜は新大阪〜博多間で「月光」として活躍しました。付録ページにはコンセプトや寝台について図面を紹介しています。 その他、新たに特急として、鹿児島本線に有明号がそれぞれデビューしています。グラビアでは紀勢本線にも新特急誕生と記載されていますが、新たに天王寺〜白浜、新宮がそれぞれ1往復追加されたのを「新特急誕生」といったようですw #時刻表 #鉄道グッズ #581系 #みどり号 #月光号 #有明号
時刻表 冊子 交通公社の時刻表 1967年 10月号 日本交通公社time_table
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トーマスクック・ヨーロッパ鉄道時刻表 1988年夏 日本語解説版
トーマスクック・ヨーロッパ鉄道時刻表 1988年夏 日本語解説版 帯付きで入手できました!時刻表に帯つけて売ってたのは、1980年代後半〜1990年代前半だったのではないでしょうか? さて、この号では当時のヨーロッパ夏ダイヤが掲載されています。 注釈などから、いくつかピックアップしてみたのは、 ・バルセロナの駅改装工事にともなう、「テルミナ駅」の閉鎖について。このテルミナという名称は2021年現在はなく、現フランサ駅のことのようです。改めてWikipediaでフランサ駅を見ましたが、とてもきれいな駅ですねー。当時のバルセロナ市内の駅マップもアップしました。 ・TEEなきあとのEC(ユーロシティー)拡大のお知らせ。イタリア〜スイス間のゴッタルド号がTEEからECにブランド変更された記事が。1988年9月25日からEC化されたそうです。このゴッタルド号の使用されている電車がとっても大好きで、一時期Nゲージで所有していたことを思い出しました。 ・イタリア ETR450が運行開始。振り子高速列車としてローマ〜ミラノ間でノンストップ便として運行開始したのがETR450の最初の営業開始だったようです。のぞみ号の東京〜新大阪間無停車という感じですね。とってもインパクトのあるダイヤだったと思います。かつこのETR450は1等車オンリーだったのですから、イタリア国鉄の鼻高々ぶりが想像できますw。 #時刻表 #ヨーロッパ #鉄道グッズ #バルセロナ #TEE #ユーロシティー #ETR450
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ドイツ再統一直前のヨーロッパ鉄道ダイヤ掲載など トーマスクック・ヨーロッパ鉄道時刻表’89夏 日本語解説版
トーマスクック・ヨーロッパ鉄道時刻表’89夏 日本語解説版 30年ほど前のヨーロッパ鉄道時刻表を入手することができました。今回はこの89年と、たてつづけに88年も!ここでは89年夏版の紹介です。 この時期、ヨーロッパではベルリンの壁崩壊直前の市民運動、特に東ドイツでのそれが大きなうねりとなって大使館への抗議活動、敷地侵入など実力行使にまで発展していた時代です。結果11月にベルリンの壁が崩壊するわけですが、そんな激動な状況を微塵も感じさせずに淡々と当時の情報が並んでいますw 日本語版で、解説入りなのは助かりますが、あくまでも大きな動きに限ったもの。この当時TEE列車は、新しいコンセプトであるEC(ユーロシティ-)に続々と切り替えがすすんでいた時期。 また、TGV大西洋線、イタリアの高速線建設と、現在の高速列車網の胎動となる動きが時刻表紙面でもと書かれています。 今回は、残った数少ないTEE列車のダイヤと、数あるECから、フランス・スペイン間の夜行列車「パブロ・カザルス号」をピックアップ。 TEEについては、3列車が掲載されていますが、いづれもフランス国内で完結する「名ばかりTEE」。ヴァトー号、フェデルブ号、ジュール・ベルヌ号と。ちなみに1990年代に再びTEEがフランス〜ベルギー間で一時的に復活はしますが、それも長くは続かず、後輩のThalysにバトンを渡すことになります。 一方このころのECは、TEEに変わって新しいコンセプトをもって、その活躍の場を広げていた時期。パブロ・カザルス号は、当時スペインが誇るタルゴ列車の寝台車によってスイスのベルンとバルセロナ間を結んでいました。これまた有名な「カタラン・タルゴ」号とほぼ同じコースをトレースする感じです。私はタルゴの写真をもっていませんが、当時非電化区間であったフランス南部をバカでかいDLにひかれて、背の低いタルゴが引かれていく写真がとても印象的で、脳裏に焼き付いています。好きですね、タルゴ列車。 #時刻表 #ヨーロッパ #TEE #ユーロシティ- #タルゴ
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日豊本線幸崎〜南宮崎間交流電化開業など 交通公社の全国小型時刻表 1974年 4月号
交通公社の全国小型時刻表 1974年(昭和49年) 4月号 表紙は大淀川鉄橋を渡る485系。時刻表の発売時期とダイヤ改正のタイミングを考えると、おそらく電化開業前の試運転の様子でしょうか。 この号では、1974年4月10日の日豊本線 幸崎〜南宮崎間電化開業をきっかけに九州総局内で実施された「輸送改善」と銘打ったダイヤ改正を行っています。 主な内容として、 ・寝台特急「彗星」1往復増発(新大阪〜宮崎) ・寝台特急「あかつき」1往復増発(新大阪〜熊本) ・気動車特急「おおよど」の新設 ・特急「日向」がDCからECに。 ・二段式B寝台車の誕生 →最初は「あかつき」「彗星」に投入されました。 ・その他、大分止まりの特急「みどり」、「にちりん」、「彗星」の一部が宮崎までの延長運転されるようになります。 当時の日豊本線の優等列車をみていますと、寝台特急彗星号、特急にちりん号で「食堂車」の営業がされていたり、鹿児島本線の急行である「かいもん」が大分始発で小倉経由鹿児島本線経由で西鹿児島に向かう設定があったなど、懐かしむ要素満載の紙面です。 #時刻表 #国鉄 #485系 #彗星 #あかつき #おおよど #日向 #かいもん
時刻表 冊子 交通公社の全国小型時刻表 1974年 4月号 日本交通公社time_table
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日豊本線幸崎南宮崎電化開業直前のダイヤなど 交通公社の全国小型時刻表 1974年 2月号
交通公社の全国小型時刻表 1974年 2月号 表紙は外房線安房鴨川付近を走る特急わかしお号。 比較的状態のよい年代物の小型時刻表が入手できました。小型ながら収録されている情報に魅了されて、見入ってしまっております。 そのなかでピックアップしてみたのは、下記の3点。 ・宇和島線ダイヤ この年の3月1日に、宇和島線の江川崎から先、若井間が開通し、線名も「予土線」と改称されます。その開業直前のダイヤです。 ・日豊本線 1974年3月13日に幸崎〜南宮崎間の電化開業しました。開業直前のダイヤですが、幸崎以南を直通する列車は電車かDL牽引の客車列車でした。その他、幸崎行という普通列車も今となれば当時を忍ばせる記録ですね。 ・スキー列車もろもろ 国鉄時代にはスキー列車が多数設定されていました。国鉄末期に「シュプール号」の設定までは、「●●スキー号」などの名称が多数でしたが、その一昔前は「●●銀嶺(ぎんれい)号」という名称も多数設定されていました。ここでは、山陰地方の「大山銀嶺号」「九州銀嶺号」「だいせん銀嶺号」、飛騨地方の「たやかま銀嶺号」「おくみの銀嶺号」「のりくら銀嶺号」、信越本線でも特急設定で「あさま銀嶺号」など、銀嶺シリーズをつぶさに調査したくなる衝動にかられるラインナップです。 #時刻表 #国鉄 #わかしお号
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オリエント急行運行開始100周年記念紙面など ThomasCook Continental Timetable May ~June 1983
ThomasCook Continental Timetable May ~June 1983 前オーナーから譲り受けた段階で表紙、中身に書き込みが多数ありました。よくよく見てみれば旅行計画につかったメモ。詳細はわかりませんが、当時のParis〜Amsterdam〜Stockholm〜Copenhagen〜Berlin と旅行した形跡がありました。自分の旅行ではないですが、インターネットなど皆無な時代にこの時刻表1冊で旅行されていた様子を妄想してしまいます。 さて、この号では、1883年にワゴン・リ社がパリ東駅〜ルーマニアのジュルジュ駅まで運転開始されてから100周年を記念した紙面内容となりました。オリエント急行といえば高級列車のイメージがとても印象的ですが、この時刻表発行当時も2等車も併結していた編成でしたので、そのイメージは1970年代以降に「ツアー列車」として復活した効果だと思います。そのツアー列車の一つとして「ベニス・シンプロン・オリエント急行」のダイヤもありましたので、挙げてみました。 最後ピックアップしてみたのは、ヨーロッパ地図にトレースされたTEE運行一覧です。とうに運転本数のピーク期は越えていますが、高速列車がTGVのみだったヨーロッパ大陸にはまだTEEは残ってる状況です。 #鉄道 #時刻表 #TGV #TEE #オリエント急行 #ワゴンリー #ベニス・シンプロン・オリエント急行
時刻表冊子 海外 ThomasCook Continental Timetable May ~June 1983 Thomas Cook Publicationstime_table
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新宿沼津間相互乗り入れ開始 小田急時刻表 1991年ダイヤ改正号
小田急時刻表 1991年(平成3年)ダイヤ改正号 通巻第3号では、特急あさぎり号が御殿場止まりから沼津まで延伸運転となり、JR線内も特急にランクアップされました(それまではJR線内は急行の位置づけ)。 同時に新型車両も登場し、JRは371系(現在はJR籍から富士急行籍となり活躍中)、小田急は20000形とそれぞれ新型車両を投入。371系については1編成のみだったため、全検時などは小田急の20000形が代行で運用に入っていました。 小田急のグラビアではあくまでも「20000形」の登場を全面に特集を組んでいます。 紙面としては、この号では特急は赤字印刷になっています。(通巻第2号はどうだったか未確認) 広告面では伊豆観光新しいルート開発として、1ページ全面の広告も入っています。 #時刻表 #小田急 #特急あさぎり号 #RSE20000形 #371系 #鉄道
時刻表 冊子 小田急時刻表 1991年ダイヤ改正号 小田急電鉄time_table
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ドイツ統一の年の「駅から時刻表」 DB Städteverbindungen 1989/90 Winter
DB Städteverbindungen 1989/90 Winter 表紙は、ハノーファーの見本市会場の航空写真のようです。メッセの手前にたくさんの客車が止まっているのが非常にきになっていますが、駅かどうかはわからず。ちなみにこのメッセはギネス記録に乗っている世界最大の見本市会場だそうです(Wikipediaより)。 Wikipediaによると(以下引用) 「都市接続時刻表 (Städteverbindungen) ドイツ鉄道の主要駅で無料配布されている時刻表。方面別(目的地都市別)の列車時刻(接続列車を含む)を網羅している。わら半紙のような紙に印刷された2都市間の接続時刻表と、当該駅から主要都市への接続時刻を網羅した冊子版がある。」 、だそうです。冊子版が無料だったのかは、譲ってもらったので、言質がとれませんが、こちらは国内主要駅のものをまとめて収録されたもののようです。 読み方は、ドイツ語がわからなくても大方わかりましたが、都市接続ながら、途中で乗り換えをしないと到達できない駅もあるので、注釈に「U」がついているのは、Uの記号に添えられた駅にて、乗り換えが必要、という意味のようです。 この紙面構成は、日本でもありそうでないスタイルですね。 #ドイツ #時刻表 #都市接続時刻表 #Städteverbindungen #DB
時刻表冊子 海外 DB Städteverbindungen 1989/90 Winter Deutsche Bahntime_table