ボロボロのビンテージ時刻表の修復です!アイロン編

初版 2020/12/01 18:54

改訂 2020/12/01 18:54

ヤフオクなどで時刻表を多数落札させてもらっています。


大量に落札した際には、「ダメージ大ですが、ご了承ください」という断り前提で、文字通りダメージ大の時刻表が届きます。




ページの破れだけでなく、この弘済出版社の大時刻表 1978年 7月号は最近入手したものでは一番のダメージ。何があったの?っていうくらいページがえぐれてますw



ページ下部でよく見られる折れなんか、かわいくみえてしまいますわ。


さて、これをどのように修復しようか。

ネットの情報をいろいろみていたところ、「アイロンによる修復」がありまして。


熱によって紙の繊維を伸ばすというもの。また水分でヨレができているものは乾燥させるという目的もあるようです。


自宅にあるごく普通のアイロンを使いました。写真のように時刻表の上からあて布をして、洋服にかける要領で押し当てます。今回使用したあて布は日本製紙クレシア製の「ワイプオール」です。湿り具合もひと目なのでわかりやすいのでおすすめです。



温度とかですが、今回は絹と中くらいの温度で伸ばしてみました。水をいれてやってみましたが、蒸気が出すぎると紙が湿ってしまいます。ヨレが強い場合には、すこし蒸気を当ててみると伸ばしやすくなります。


蒸気を当てる場合には、蒸気のかかり過ぎを未然に防ぐためにも、

あて布を厚めにするなどすると、安全に調整できるかと。



あて布の上からアイロンをかけてみました。30ページ分くらいでしょうか。特に手で押し付けたりしていないのですが、以前よりはまともな「平らさ」になりました!


ご覧の通り、まだまだ破れが目立ちますので、必要に応じて補強テープを使ってページ補修を行います。



こうやって、更に特殊なコレクション趣味を極めていくのでした。さらに愛着が湧くよね〜〜



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国内外の鉄道時刻表を蒐集してます。

コレクションされるアイテムにおいて、
少数のもの、古いものには価値がありますが、
今当たり前にあるものも、いつの間にか見られなくなるもの。

スマホやウェブサイトで手軽に時刻を検索できる時代になり、
紙の時刻表、広く言えば紙メディアが見られなくなってきているのは事実です。

紙の時刻表には、予期せぬ情報が目に入ってきたり、限られた紙面に必要な情報が所狭しとまとまっているところが好きです。

時刻表から世相を知るのに、その月のトピック、背表紙の広告お知らせあたりに注目してます。

これから徐々にコレクションをアップロードしていこうと考えてます。試行錯誤が続くと思いますが、よろしくお願いします

★列車のスジ(時刻)関連のブログを開設しました★
ミューゼオのコレクションにある時刻表を経年で見たときに発見できたこと、気になってしまったダイヤなど、備忘を兼ねてます。ファクトについては、出典を記載して、皆さんの資料として活用いただくことも想定しています。
https://ameblo.jp/marucchi0

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