時刻表の分厚さ比較 〜ヨーロッパ鉄道時刻表篇〜
初版 2020/05/23 12:56
かつてのトーマス・クックの時刻表から、現在ヨーロッパ鉄道時刻表まで、数々の工夫や変更が加えられてきました。
今回「ひと目でわかる」違いとして、時刻表の分厚さに注目。
比較したのは、
左から
1)トーマス・クックヨーロッパ鉄道時刻表(英語版)Winter 2004/05
2)ダイヤモンド社 ヨーロッパ鉄道時刻表(日本語版)2016年夏
3)ダイヤモンド社 ヨーロッパ鉄道時刻表(日本語版)2018年夏
の3冊です。
実はこの3つはページ数はほとんど同数ながら、紙質の違いで分厚さに大きな違いが出ているわかりやすいケースです。
左から 1)544ページ、2)563ページ、3)569ページ なのですが、
明らかにページ数の多い、3)が一番薄い!3冊の中で一番上質(薄い)紙を使っていることが一目瞭然です。
1)26mm、2)21mm、3)17mm が分厚さの実測値です。
これは 1)と2)の差異。5mmの差異。これだけ見ると英語版より日本語版のほうが上質な紙をつかってるねー、で終わるんですが、
2)と3)の比較。4mmの差異、たった2年の間でこれだけの差が更に開いています!
※1)と2)の比較より、寄り目で撮影したので、差が大きく出てしましました。すみません。。
念の為お伝えしておくと、前オーナーの保管環境が悪いから「膨れ上がった」のではなく、明らかに紙質が変わった結果です!
ちなみに、定価について、2)は2200円、3)は2300円なので、単純な比較はできないもの、紙質向上は価格に何らかの関係があったのかもしれません。
本の厚さ、重さは輸送費(運賃)に直結する話なので、見直しが入ったんでしょうかね。
ネットでは伝わらない、肌触り感をなんとかして伝えたい、と思いながら、時刻表を読みふけりたいと思います。
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国内外の鉄道時刻表を蒐集してます。
コレクションされるアイテムにおいて、
少数のもの、古いものには価値がありますが、
今当たり前にあるものも、いつの間にか見られなくなるもの。
スマホやウェブサイトで手軽に時刻を検索できる時代になり、
紙の時刻表、広く言えば紙メディアが見られなくなってきているのは事実です。
紙の時刻表には、予期せぬ情報が目に入ってきたり、限られた紙面に必要な情報が所狭しとまとまっているところが好きです。
時刻表から世相を知るのに、その月のトピック、背表紙の広告お知らせあたりに注目してます。
これから徐々にコレクションをアップロードしていこうと考えてます。試行錯誤が続くと思いますが、よろしくお願いします
★列車のスジ(時刻)関連のブログを開設しました★
ミューゼオのコレクションにある時刻表を経年で見たときに発見できたこと、気になってしまったダイヤなど、備忘を兼ねてます。ファクトについては、出典を記載して、皆さんの資料として活用いただくことも想定しています。
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ace
2020/05/23面白いなぁ✨🤔
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time_table
2020/05/23コメントありがとうございます😊思いつきだったんですが、自分でもこんなに違うのかと、自分の趣味の深さを気付くきっかけになりました!
4人がいいね!と言っています。
ace
2020/05/23いやぁ、コレは t_t さんじゃないと気付かないですよ✨😆
こういう事って、気付かないだけで実は身近に潜んでるのかもしれませんね🤔
4人がいいね!と言っています。