1/18 AUTOart BMW 700 Rennsport Coupe

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Flugplatzrennen Innsbruck 1960
Hans Stuck

キドニーグリルのないBMWというのも新鮮ですね。
それもそのはず、この車はRRですのでフロントグリル自体が必要ありません。
イセッタを起源に持ち、発展型であるBMW 600から多くのパーツを流用しつつ、ボディには近代的なモノコック構造が採用されております。

そんなBMW 700にツインキャブエンジンを積み、軽量化を施したのがこのスポーツクーペです。
BMW史上初のレーシングカーと言えますね。

ドライバーはル・マンやツーリングカーレースで活躍したハンス・ヨアヒム・スタックの父親。
彼もまた、戦前のグランプリでアウトウニオンを駆り活躍しました。

オートアートはF1カーでもない限り、特定のグランプリ、ドライバーを箱に記載するということはなかなかないですが、このモデルにはしっかりと記載されております。
社内に相当な好き者がいるのでしょうか。

モデル自体も非常に気合が入った作りとなっておりますが、特に驚いたのは箱に固定するネジ穴を塞ぐ蓋まで付いているということです。
過去に沢山のモデルを見てきましたが、こんなものは初めてみました。

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