私の使う「時計用語」のこと
初版 2019/07/07 21:27
改訂 2019/07/07 21:33
時計を趣味にしてる方でも相当自覚のある方でないと、時計業界で使われる「用語」は難しいものです。
また、愛好家と業界で使われる言い回しに僅かな齟齬がある点も覚えにくさを助長していると思います。
私の場合は日本だけで広まっている表現をできるだけ避けるように心がけています。
海外の情報サイトを覗いた際の違和感を少しでも減らしたいからです。
例えば時針、分針などの「針」は「ハンド」と呼び、「文字盤」は「ダイアル」
俗に言う「インデックス(時字)」は「アワーマーカー」と呼称します。
但し「竜頭」だけはそのままリューズとしています。
竜頭とはお寺の鐘を吊り下げる部分の飾りのことですが、懐中時計の時代に時計においても鎖で吊り下げる部分を竜頭と呼ぶようになったそうです。
因みに海外で竜頭は「クラウン」と呼ばれます。
「crown」「couronne」「Krone」と国と言葉で変化しますが、意味は全て「王冠」のことです。
私はクラウンの呼び名だけはしっくり来なくて、そこだけはポリシーに反して「リューズ」としています。
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