ちょこ大佐のゲーム三昧7

初版 2019/12/29 08:47

改訂 2019/12/31 00:50

二ッチ過ぎて役に立たないゲーム用語辞典


【PGGシステム】(ぴーじーじーしすてむ)

1976年にSPI社から発売された「PanzerGruppeGuderian(パンツァーグルッペグデーリアン)」に採用されたシステム。デザインはダニガン先生。ゲームタイトルを略してPGGシステムと呼ばれる。これは1941年代の東部戦線、ドイツ軍VSソ連軍の戦闘をシミュレートするために考えられたシステムであり、特徴としては、

・アントライド

・強ZOC

・オーバーラン

・戦闘後前進(流動型戦闘システム)

のルールが採用されている。代表的な作品としては、

『Army Group South(ドイツ南方軍集団)』(SPI 1979)

https://muuseo.com/simulationgame/items/240

『Cobra(激闘ノルマンディ)』(SPI 1977)

https://muuseo.com/simulationgame/items/40

『ブタペスト救出作戦(Bitter End)』(HJ 1983)

https://muuseo.com/simulationgame/items/81

がある。

あまりにも簡潔でかつ両軍の特徴と東部戦線の状況を的確に再現できたシステムの為、その後たくさんの東部戦線テーマのゲームに流用されている。ドイツゲームの流れを汲んだカードもしくはカードドリブンシステムがそれにとって代わるまで長く東部戦線ゲームのシステム王座(なんだそれ)に就いていた。


【アントライド】(あんとらいど)

実際に戦闘するまで戦力は不明(アントライド)というシステム。大抵はユニットの表には”?”、裏には戦闘力の数字が記載されており、戦闘が確定すると裏返すという方法を採る。主にソ連軍のユニットに採用されている。ソ連軍の当時の練度のバラつきや戦闘未経験部隊の多さを再現したシステム。実際接敵しないと強敵か雑魚かわからないため、結構ドキドキ。たまに0のユニットもあり、即除去されるので涙。


【強ZOC】(きょうぞっく)

移動中、敵のZOCに入ったらそこで移動を終了させなければならないシステム。また、敵ZOCにいる間は、そこから移動できない。当時のソ連軍の遅滞戦法を再現している。前進するには敵を撃破せよということ。


【ZOC】(ぞっく)

Zone Of Controlの略。へクス方式のマップにおいて、自分のユニットのいるへクスに隣接する周り6へクスを支配地域と定め、支配地域に入った敵ユニットの行動を制限する(移動不可など)システム。敵に近い地域では自由な行動ができないことを現わしている。


【オーバーラン】(おーばーらん)

移動の一形態。戦力半分で移動しながら戦闘できるシステム。移動力と戦力が十分あれば、敵を撃破しながらどんどん前進できる。ドイツ軍の電撃作戦を再現したシステム。


【戦闘後前進】(せんとうごぜんしん)

戦闘結果を損害か退却の選択方式にし、相手が退却を選択した場合その分攻撃側が前進できるシステム。機械化移動部隊の特徴を現わしている。またこれにより、当時のドイツ軍の機械化部隊だけ兎に角前進撃破、撃破後も前進して後ろに回り込み、遅れてきた歩兵部隊と挟撃して敵を叩くという、いわゆる最強の戦略「はさんでポン!」を実行できる。サイコー!


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ひとりこつこつとヒストリカルSLGをやっています。

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