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バスミニチュアカーコレクション No.1282 herpa 831 471 MAN SU 240 CITYBUS VAG/ Verkehrs- Aktiengesellschaft Nürnberg
herpaは、1949年創業のドイツの模型メーカーで、「herpa wings」という航空機のダイキャストモデルと、「herpa Cars & Trucks」の1/87HOスケールを中心とするプラスティックモデル車を生産しています。 モデルのMANはディーゼルエンジンのパイオニアであるルドルフ・ディーゼル氏が1893年にオイルエンジンの特許を取得、MANが実用化しガソリンに比べて安価な重油や石油を燃料としたこの効率の良いエンジンは瞬く間にヨーロッパを中心に普及し、後に彼をしのんでディーゼルエンジンと呼ばれるようになったそうです。 このモデルとなったMAN SU 240はMANのドイツの運輸協会(VöV)の路線バスの標準規格に沿って1973年から1989年まで生産された標準的な低床バスです。No.1274で紹介したMAN NL202へと引き継がれていきます。 VAGは今年100年を迎えるドイツニュルンベルクのバス事業者で最初の自動車路線が1923年にシュヴァイナウからアイバッハ、ライヒェルスドルフを経由してミュールホフまで100号線で運行開始したそうです。 このモデルにはサイドにVAG/Verkehrs-Aktiengesellschaft Nürnbergと書かれています。赤とアイボリーホワイトのツートンカラーはウイーンなどドイツ語圏の街でもよく見かけます。 裏板にはW.GERMANYの刻印があります、ドイツ統一前のモデルです、小さなバスのスケールモデルにも時の流れを感じます。 このモデルのおおよその大きさはL:133 W:27 H:34、裏板にはMAN SU 240 herpa MADE IN W.GERMANYと刻印されています。 モデルメーカーはherpa、ブランドはherpa、スケールはS=1/87 #herpa #Chausson #MAN #SU-240 #VAG/Verkehrs-Aktiengesellschaft-Nürnberg #路線バス
ミニカー herpa 西ベルリンShinyabus Miniature bus model Museum
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バスミニチュアカーコレクション No.1281 herpa 831 471 MAN SU 240 DBドイツ連邦鉄道
herpaは、1949年創業のドイツの模型メーカーで、「herpa wings」という航空機のダイキャストモデルと、「herpa Cars & Trucks」の1/87HOスケールを中心とするプラスティックモデル車を生産しています。 モデルのMANはディーゼルエンジンのパイオニアであるルドルフ・ディーゼル氏が1893年にオイルエンジンの特許を取得、MANが実用化をしガソリンに比べて安価な重油や石油を燃料としたこの効率の良いエンジンは瞬く間にヨーロッパを中心に普及し、後に彼をしのんでディーゼルエンジンと呼ばれるようになったそうです。 このモデルとなったMAN SU 240はMANのドイツの運輸協会(VöV)の路線バスの標準規格に沿って1973年から1989年まで生産された標準的な低床バスです。No.1274で紹介したMAN NL202へと引き継がれていきます。 ドイツ連邦鉄道(DB)は、このMAN SU 240を大量に採用し路線バスの主力車種として運行していました。 前扉にEINSTIEG(入口)、中扉にNUR AUSSTIEG(出口)と書かれていますから、前乗り中扉降りで均一料金路線バスだと想像できます。 このモデルのおおよその大きさはL:133 W:27 H:34、裏板にはMAN SU 240 herpa MADE IN W.GERMANYと刻印されています。 モデルメーカーはherpa、ブランドはherpa、スケールはS=1/87 #herpa #MAN #SU‐240 #DBドイツ連邦鉄道 #路線バス
ミニカー herpa 西ベルリンShinyabus Miniature bus model Museum
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バスミニチュアカーコレクション No.1280 WIKING 873 01 26 BERLINER Doppeldeckbus D38 Persil
このモデルはNo.1268と同じ車種のモデルですが縮尺が1/87ですからHOゲージの対応モデルです。 No.1268にはドライバーが乗っていませんでしたが、このモデルにはドライバーが乗車してます。 このD38型はベルリン市の仕様書に従いドイツの3社のバスメーカーによって製造され納入され、Büssing社製のBü-D38は286-375号車、Henschel 社製のHS-D38は390-399号車、Daimler 社製のDB D38は501-600号車を納入したと記録があります。 エンジンが納められたボンネットが、前輪タイヤより前にあり、その後のボンネットバスとはレイアウトが違うのが面白いです。 このシリーズの車は製造業者BüssingおよびHenschelの車両は145hpエンジンとDaimler は140hpの。ディーゼルエンジンを搭載していました。2階の座席数は32席、1階は42席でした。戦時中、多数の車両が 石油不足のためガス運転に切り替えられたそうで、このタイプの車両では、2階席がガスタンクとして使用されました。 戦争末期にはドイツ国防軍に多くの車両が没収されたそうです。最後に運行していた車両 は西ベルリンは1955年。そして1958年に334号車が東ベルリンで最後にリタイアしたと記録にあります。 行き先表示はなく、ボディサイドにベルリン市の市章が表記され、広告のPersilはユニリーバグループの洗剤メーカーのブランドの広告でNo.1267と同じです。 当時はまだドイツは統一しておらず、モデルの裏板にはBERLIN-Wと刻印され「西ベルリン」となっており、時代を感じます。 このモデルのおおよその大きさはL:118 W:32 H:42、裏板にはWIKING BERLIN-Wと刻印されています。 モデルメーカーはWIKING、ブランドはWIKING、スケールはS=1/87 #WIKING #BERLINER #ベルリン市内バス #Persil #ダブルデッカー #路線バス
ミニカー WIKING 西ベルリンShinyabus Miniature bus model Museum
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バスミニチュアカーコレクション No.1279 BREKINA MercedesBenz O317 AFAG
BREKINAは1980年創立のドイツのモデルメーカーで、ドイツ、エメンディンゲン近くのバーデン南部のテニンゲンに本社があります。社名は、創業者であるBreitenbach、Kießling、Nannの姓の頭文字をとったものでそうで、主に1930年代から1980年代までに生産された車両をモデル化しています。 MercedesBenz O317は1958年から1977年までのおよそ20年間生産され続けた、ロングセラーモデルです。O317は元々、トラックベースのシャーシに架装されたものでシングルデッカーが基本でしたが、このモデルのように半二階建てバスのようなモデルも存在しました。前扉は折り戸、中扉と、後扉はダブルの折り戸で乗客の乗降はスムーズにできたと思われます。 このモデルになっている、AFAGは1925年から2017年までドイツ北部のフレンスブルク市の協同組合により運行された公共交通バスですが、合併や分離、再編を繰り返し、2017年にAktivBusmの名のもとにフレンスブルク市営バスとして再出発したようです。 このモデルのおおよその大きさはL:136 W:27 H:42、裏板にはBREKINA MercedesBenz O317 Made in W-Germanyと刻印されています。 購入当時、ドイツは東西に分断されており、Made in W-Germanyの刻印が時代を反映しています。 モデルメーカーはBREKINA、ブランドはBREKINA、スケールはS=1/87 #BREKINA #MercedesBenz #O317 #AFAG #W-Germany #路線バス
ミニカー BREKINA 西ベルリンShinyabus Miniature bus model Museum
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バスミニチュアカーコレクション No.1278 BREKINA MercedesBenz O5000
ドイツののミニチュアカーメーカー、BREKINAのバスモデルでドイツの1948年~1950年に生産されたMercedesBenz O5000大型ボンネットバスのモデルです。 どことなく気品のある濃緑色のこの大型ボンネットバスは、方向幕がありませんから、ツーリングコーチか自家用車でしょうか? MercedesBenzは、このモデルまでが他社同様トラックベースのシャーシにバスボディを架装していましたが1951年にバス専用のシャーシにバスボディを架装したモデル「O6600」を発表しました。 以降はバス専用シャーシに架装することになります。 このO5000最後のトラックシャーシに架装されたモデルとなったようです。 このモデルのおおよその大きさはL:112 W:27 H:30、裏板にはBREKINA MercedesBenz O5000 Made in W,Germanyと刻印されています。 モデルメーカーはBREKINA、ブランドはBREKINA、スケールはS=1/87 #BREKINA #MercedesBenz #O5000 #ボンネットバス #W,Germany
ミニカー BREKINA 西ベルリンShinyabus Miniature bus model Museum
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バスミニチュアカーコレクション No.1277 EKO Autobus Chausson APU BUS
フランスのChaussonは、元々は自動車のラジエターメーカーだったそうです。Chaussonはパリの郊外用の路線バスとしてパリ市のCMPに様々なバスを納入し、その後RATPにも納入しています。 1950年代に製造されたこのAPUはパリの路線バスとして活躍します。白と緑のツートンカラーに丸味を帯びたデザインは当時とてもモダンだったと思います。都市の路線バスの特長として、折戸の前扉に中央と後方に4扉の折戸で乗降はスムーズだったと思います。 Chaussonは1950年代末にバス部門をルノーに売却、ルノーは商業車部門をサヴィエムに売却統合されChaussonは消滅しました。 EKO社はスペインのモデルメーカーで、日本では見かけたことがありません。ドイツの鉄道模型メーカーの精密というクオリティからは比べ物になりませんが、ニュージーランドのFunHo!同様味のあるモデルです。 No.1275と一緒に入手しました。スペインで、フランスのバスを?とは思いましたが、スペインのEKOのモデルは見かけたことが無かったので一期一会、ゲットしました。 このモデルのおおよその大きさはL:113 W:27 H:35、裏板には MADE IN SPAIN Autobus Chausson EKOと刻印されています。 モデルメーカーはEKO、ブランドはEKO、スケールはS=1/87 #EKO #Chausson #APU #RATP #路線バス
ミニカー EKO バルセロナShinyabus Miniature bus model Museum
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バスミニチュアカーコレクション No.1276 EKO Enasa Pegaso BUS
Enasaは1910年にスペインのイスパノ・スイサの生産拠点を継承して創業、1950年代に高級スポーツカーメーカーとして知られるようになりましたが、戦後は商業車メーカーとなり、トラックバスの生産をしていましたが、後に自社開発を辞めオランダのDAFと提携、ディーゼルエンジンなどを生産。その後、イヴェコの傘下となりましたが残念なことに、1994年にブランドは消滅しました。 大学で工業デザインを学んでいた時にペガソZ103ソーティックという素晴らしいデザインのスポーツカーの写真を見で素晴らしいデザインだと感銘しました。スペインのバルセロナに出向いた時に、街の鉄道模型店に入った時に、この赤いバスに出会いました。モデルの出来栄えは、Vikingやhelperに比べると稚拙ですが、なんだか味があるなと、手に取って裏板を見た時にPegasoの文字があるではないですか?! その時に初めて、Enasa(エナサ)がバスを作っていたのを知りました。ペガソのバスに関しては資料がないためよく判りませんが、このモデルの実車は1960年代に生産されていたモデルと思われます、リアに梯子とルーフに荷物用のキャリーが付いているので、ツーリングコーチだと思います。 いまは無き、エナサのペガソバス、メーカーも実車もなくなりましたが、モデルカーとして存在しています。 EKO社はスペインのモデルメーカーで、日本では見かけたことがありません。ドイツの鉄道模型メーカーの精密というクオリティからは比べ物になりませんが、ニュージーランドのFunHo!同様味のあるモデルです。 このモデルのおおよその大きさはL:113 W:27 H:35、裏板にはEKO Pegaso 408 MADE IN SPAIN V86と刻印されています。 モデルメーカーはEKO、ブランドはEKO、スケールはS=1/87 #EKO #Enasa #Pegaso #観光バス
ミニカー EKO バルセロナShinyabus Miniature bus model Museum
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バスミニチュアカーコレクション No.1267 WIKING 873 01 26 BERLINER Doppeldeckbus D38 VIVIL
Wiking Modellbauは、もともと鉄道模型セットのアクセサリーとして作られたHOスケールとNスケールのドイツのメーカーです。1932年にフライドリッヒカールペルツァーによって設立され、現在はドイツのSIKUの子会社になっているようです。 このモデルはNo.1267と同じ車種のモデルですが縮尺が1/87ですからHOゲージの対応モデルです。 このD38型はベルリン市の仕様書に従いドイツの3社のバスメーカーによって製造され納入され、Büssing社製のBü-D38は286-375号車、Henschel 社製のHS-D38は390-399号車、Daimler 社製のDB D38は501-600号車を納入したと記録があります。 エンジンが納められたボンネットが、前輪タイヤより前にあり、その後のボンネットバスとはレイアウトが違いのが面白いです。 このシリーズの車は製造業者BüssingおよびHenschelの車両は145hpエンジンとDaimler は140hpの。ディーゼルエンジンを搭載していました。2階の座席数は32席、1階は42席でした。戦時中、多数の車両が 石油不足のためガス運転に切り替えられたそうで、このタイプの車両では、2階席がガスタンクとして使用されました。 戦争末期にはドイツ国防軍に多くの車両が没収されたそうです。最後に運行していた車両 は西ベルリンは1955年。そして1958年に334号車が東ベルリンで最後にリタイアしたと記録にあります。 広告のVIVILはナチュラルペパーミントのタブレットVIVILの広告です。 行き先表示のZehlendorofはベルリンでもグリューネヴァルトの森やシュラッハテンゼー湖、クルメ・ランケ湖、ヴァルトゼー湖など自然環境の豊かなエリアの様です。 このモデルのおおよその大きさはL:118 W:32 H:42、裏板にはWIKING BERLIN-Wと刻印されています。 モデルメーカーはWIKING、ブランドはWIKING、スケールはS=1/87 #WIKING #BERLINER #ベルリン市内バス #Zehlendorof #VIVIL #ダブルデッカー #路線バス
ミニカー WIKING 西ベルリンShinyabus Miniature bus model Museum
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バスミニチュアカーコレクション No.1267 ニシキ ダブルデッカー 二階建バスシリーズ 姫路セントラルパーク
日本中がダブルデッカーブームで沸いた1980年代、ミニカーメーカーもこぞって二階建てバスのモデルを発売しました。 ウッドはダイキャストモデルのメーカーですが、精密モデルではなくTOYのジャンルのモデルを生産しています。同金型を使って全国の数々のバスモデルを生産していましたがその後金型は錦(ニシキ)に引き継がれ、このシリーズはウッドと錦、ニシキのブランドが混在します。 この二階建てバスシリーズは、シャーシが共通部品で、ボディ部分を運行会社のモデル別に作り変えています。 No.354及びNo.982で紹介した TOMICA No.41 富士重工業セミデッカータイプバス 姫路セントラルパーク同様、姫路にある「姫路セントラルパーク」が特注で作ったモデルです。ベースはニシキの二階建バスシリーズのネオプランをモデル化しました。 No.1266と全く同じモデルですが、敢えて違いを探せばパッケージの姫路セントラルパークのシールの貼り付け位置が正面はお謎ですが、再度の貼り付け位置がNo.1256は上、このモデルのパッケージは下でした。友人が姫路セントラルパークに行かれた折にお土産にとプレゼントされたものです。私のコレクションはこのような理解ある方々のお陰で充実しています。 当時1984年、園内にはネオプラン製の連接式二階建てバスが園内で使用されていましたが元々は中央観光バスが『オリエントエキスプレスシリーズ』の一環として導入したものが、日本の交通法規に縛られ公道使用が出来ず、姫路セントラルパークにやって来たものでした。そのネオプラン二階建て連接バスの塗装を施したモデルが、今回のモデルで、園内の売店のみで販売され、パッケージには姫路セントラルパークのシールが貼られていますが、シリーズ番号は記されていません。 このモデルのおおよその大きさはL:113 W:25 H:37、裏板にはニシキ ダイカスケール1/100 MADE IN JAPAN Mercedesマークと刻印されています。 モデルメーカーはニシキ、ブランドは二階建てバスシリーズ、スケールはS=1/100 #ニシキ #二階建てバスシリーズ #ネオプラン #姫路セントラルパーク #ダブルデッカー #園内限定バス
ミニカー ニシキ 姫路セントラルパークShinyabus Miniature bus model Museum
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バスミニチュアカーコレクション No.1266 ニシキ ダブルデッカー 二階建バスシリーズ 姫路セントラルパーク
日本中がダブルデッカーブームで沸いた1980年代、ミニカーメーカーもこぞって二階建てバスのモデルを発売しました。 ウッドはダイキャストモデルのメーカーですが、精密モデルではなくTOYのジャンルのモデルを生産しています。同金型を使って全国の数々のバスモデルを生産していましたがその後金型は錦(ニシキ)に引き継がれ、このシリーズはウッドと錦、ニシキのブランドが混在します。 この二階建てバスシリーズは、シャーシが共通部品で、ボディ部分を運行会社のモデル別に作り変えています。 No.354及びNo.982で紹介した TOMICA No.41 富士重工業セミデッカータイプバス 姫路セントラルパーク同様、姫路にある「姫路セントラルパーク」が特注で作ったモデルです。ベースはニシキの二階建バスシリーズのネオプランをモデル化しました。 当時1984年、園内にはネオプラン製の連接式二階建てバスが園内で使用されていましたが元々は中央観光バスが『オリエントエキスプレスシリーズ』の一環として導入したものが、日本の交通法規に縛られ公道使用が出来ず、姫路セントラルパークにやって来たものでした。そのネオプラン二階建て連接バスの塗装を施したモデルが、今回のモデルで、園内の売店のみで販売され、パッケージには姫路セントラルパークのシールが貼られていますが、シリーズ番号は記されていません。 このモデルのおおよその大きさはL:113 W:25 H:37、裏板にはニシキ ダイカスケール1/100 MADE IN JAPAN Mercedesマークと刻印されています。 モデルメーカーはニシキ、ブランドは二階建てバスシリーズ、スケールはS=1/100 #ニシキ #二階建てバスシリーズ #ネオプラン #姫路セントラルパーク #ダブルデッカー #園内限定バス
ミニカー ニシキ 姫路セントラルパークShinyabus Miniature bus model Museum
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バスミニチュアカーコレクション No.1253 錦 ダブルデッカー 二階建バスシリーズ No.1001 ネオプラン 東京都営バス 上野-浅草 さくら号
日本中がダブルデッカーブームで沸いた1980年代、ミニカーメーカーもこぞって二階建てバスのモデルを発売しました。 ウッドはダイキャストモデルのメーカーですが、精密モデルではなくTOYのジャンルのモデルを生産しています。同金型を使って全国の数々のバスモデルを生産していましたがその後金型は錦(ニシキ)に引き継がれ、このシリーズはウッドと錦、ニシキのブランドが混在します。 この二階建てバスシリーズは、シャーシが共通部品で、ボディ部分を運行会社のモデル別に作り変えています。ネオプランのN122/3型ボディで、上野-浅草、さくら号などがウッド時代の塗装から製造元が錦に代わってタンポ印刷で再現されています。 このモデルは、81年4月から台東区からの要請に基づいて東京都交通局が上野広小路~浅草雷門で運行を開始した車両をモデルとしていますが、実車はネオプランと仕様を協議して制作され、車体色は姉妹都市ロンドンの二階建てバスを思わせる赤一色のNo.1249で紹介したネオプランN326/3型のモデルです。 この写真のモデルのように貸切用途が専用のN122/3型と違い、汎用ボディであるため路線バスとしても対応が可能で、この浅草2階バスの様に、短時間乗車の用途にはうってつけのタイプでした。 2001年までにネオプランの全車両が廃止され、姿を消しました。この浅草-上野の二階建てバスは走るコースによって車両の名称が与えられ、『さくら』『あさがお』『ほうずき』の3両でスタートし、後に『ひまわり』が加わって4両で運行され、浅草2階バスの人気はピークに達しました。二階建てバスブームも去って、周回路線範囲も狭く、二階建てバスゆえに運行範囲の制限もあり簡単に路線を変更できず、重ねてマンネリ化で一世を風靡した手軽な東京観光の目玉が1981年の運行から20年、2001年3月をもって廃止されてしまって残念です。 このモデルのおおよその大きさはL:113 D:25 H:37、裏板にはニシキ、 ダイカスケール1/100 MADE IN JAPAN Mercedesマークと刻印されています。 モデルメーカーは錦、ブランドは二階建てバスシリーズ、スケールはS=1/100 #錦 #二階建てバスシリーズ #ネオプラン #N122/3型 #東京都営バス #ダブルデッカー #定期路線観光バス 1984年
ミニカー 錦 大丸心斎橋店Shinyabus Miniature bus model Museum
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バスミニチュアカーコレクション No.1227 MACHBOX MB-7 ロンドンバス You’ll 💛 New York. USA TWA
No.617で紹介したモデルと同じものです。知人のお子さんが所有されていましたが、「捨てるのも忍びないと箱はないけれどもらってください」と私のコレクションに移籍してきたモデルです。このように私のコレクションを理解してくれる同僚などの協力でコレクションは充実しています。 1953年に英国でレズニー社の小スケールミニカー「MACHBOX」がスタート。1982年に経営破綻し、香港のユニバーサルトイズ社、アメリカのタイコ社を経て、1997年にアメリカのマテル社が買収し現在もブランドが受け継がれています。日本のトミカに影響を与えた小スケールモデルです。 このモデルは、1981年レズニー社時代の末期に登場したレイランド・アトランタンシティバスです。おそらくパッケージがあればNo.617と同様でパッケージはMB SERIES 100 と書かれ100台のラインアップが記入され、MB-7 ロンドンバスの丸いシールが貼られていたと思われます。日本専用のパッケージで、発売元がマッチボックスジャパンとなっていたはずです。 残念ながらマッチボックスジャパンは1988年に日本市場から撤退しています。 サイドの広告は「You’ll 💛 New York. USA TWA」とありますから、アメリカのトランスワールド航空の広告です。TWAも今や存在しません・・・。時の流れを感じます。 このモデルのおよその大きさはL:78 W:23 H:36 S=1/124、裏板には©1981 MACHBOX LEYLAND TITAN S=1/124 MADE IN MACAUと刻印されています。 モデルメーカーはレズニー(英国)、ブランド名はMACHBOX スケールはS=1/124 #バスミニチュアカーコレクション #レズニー #MACHBOX #レイランド #アトランタンシティバス #You’ll-love-NewYork.USA-TWA #ロンドンバス #ダブルデッカー #路線バス
ミニカー MATCHBOX 阪急百貨店Shinyabus Miniature bus model Museum
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バスミニチュアカーコレクションNo. 1139 Diapet B-50 ドレクメーラー「メテオール」 中央観光バス オリエントエクスプレス
中央観光バス オリエントエクスプレスの実車はネオプランスカイライナーN326J/3、122/3でドレクメーラー「メテオール」ではありません。どのような経緯でドレクメーラー・「メテオール」が選ばれかは判りませんが、ちょうどいいモデルが無かったのでNo.37 ダイヤペット ドレクメーラー「メテオール」で紹介した、はとバスの金型を流用し、塗装をベースにしたモデルの車体に透明シールに金色の装飾ラインなどを施し、バスに詳しくない人には完全に中央観光バスのオリエントエクスプレスに見えます。 このオリエントエクスプレスは当時の観光バスの常識を超えた、サービス、スタッフ、装備で、「お気に召さなければ旅行料金はいただきません」という広告で話題になりました。 このミニチュアバスには再現されていませんが、クリスタルビーズをふんだんに使った車内のシャンデリア照明のデザインを担当させていただいた、思い出のバスでもあります。」 このモデルのドレクメーラーは1995年にVOLVOに買収され、2005年にドイツから工場をポーランドに移して、かつてのドレクメーラーの工場は閉鎖されてしまいました。 このモデルのおおよその大きさはL:160 W:40 H:55 1/75、裏板にYONEZAWA TOYS MADE IN JAPAN と刻印されています。 モデルメーカーは米沢玩具、ブランドはDiapet、スケールはS=1/75 #バスミニチュアカーコレクション #米沢玩具 #Diapet #ドレクメーラー #中央観光 #オリエントエクスプレス #観光バス
ミニカー 米沢玩具 大丸心斎橋店Shinyabus Miniature bus model Museum
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バスミニチュアカーコレクションNo. 1134 EIDAI GRIP テクニカコレクション No.5 日野RV550P 東京空港交通
永大というミニカーメーカーは、1970年代後半にすい星のごとく現れ、多くのミニカーを生みだし、10年程でいつの間にか消滅してしまったメーカーです。 エイダ イグリップ テクニカシリーズは当時大ブームだったスーパーカーをなんと1/28スケールという当時のミニカーの国際標準の1/43のほぼ2倍のスケールで展開していました。当然、細部も再現性が高くモデルとしては良かったのでしょうが、このスケールはコレクションするには大きすぎる、1/43の次の国際標準は1/24で1/28は整合性がないなどで結果永大が倒産した一因ではないかと思います。 そのスーパーカーやスポーツカー、レーシングマシーンを作っていた永大からバスモデルが出たのは驚きで、その上今でもあまり見かけませんが、バスの車両形式名の日野RV550Pで商品化したのには驚きました。 この東京空港交通のモデルは1978年に開港した当時の新東京国際空港(現在の成田国際空港)と東京シティーエアーターミナル(TCAT)を結ぶリムジンバスです。今ではすっかり定番になった白を基調にオレンジの大胆なラインの入ったデザインと大きめのトランクをサイドに持ったハイデッカータイプは空港リムジンのイメージにピッタリです。 このグリップテクニカ日野RV550P 東京空港交通モデルは当時のダイヤペットが塗装ベースにシール張りが基本であったのに比べて塗装での塗分けやフロントグリル周りもヘッドライトをオレンジ色のダイヤカットパーツで点灯感を出しており、メッキ部品もダイヤペットに較べてもリアルです。また床下トランクの開閉も1つ1つ別々に3か所が両サイド開閉します。 その後、いろいろな日野RV550Pの観光バスや高速バスなどに展開されるのを期待しましたが、何を血迷ったか、TV中継車や観光バスのようなあり得ない幼稚園バス仕様が出て来て呆れました。そして、残念ながら永大は倒産し、もう素晴らしい出来のモデルが再び発売されることが無くなりました。 このモデルのおおよその大きさはL:210 W:43 H:56 1/56、裏板にHINO BUS RV 550P FULLDECKER S=1/56 MADE IN JAPAN と刻印されています。 モデルメーカーは永大、ブランドはグリップテクニカコレクション、スケールはS=1/56 #バスミニチュアカーコレクション #永大 #グリップ #テクニカコレクション #日野自動車工業 #RV-550P #東京空港交通 #限定路線バス
ミニカー 永大 近鉄百貨店Shinyabus Miniature bus model Museum
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バスミニチュアカーコレクション No.982 トミカNo.41 富士重工セミデッカー型バス 姫路セントラルパーク
ここまでボディーカラーが変わると、先のNo.978-No.980のモデルとは違うなと思って頂けますが、基本的には同じ金型を利用したモデルです。 No.354で紹介した姫路にある「姫路セントラルパーク」が特注で作ったものと同じモデルですが、こちらは箱入りのモデルで、キーホルダーモデルではありません。 富士重工セミデッカータイプ13型をモデル化したTOMICA No.41富士重工業セミデッカー型バスがベースになっています。 当時1984年、園内にはネオプラン製の連接式二階建てバスが園内で使用されていましたが元々は中央観光バスが『オリエントエキスプレスシリーズ』の一環として導入したものが、日本の交通法規に縛られ公道使用が出来ず、姫路セントラルパークにやって来たものでした。そのネオプラン二階建て連接バスの塗装を施したモデルが、今回のセミデッカー型バスのトミカで、園内の売店のみで販売されました。 このモデルのおよその大きさはL:77 W:20 H:25 S=1/148、裏板にはTOMICA FUJI SEMI-DECKER TYPE BUS No.41 S=1/148 JAPANと刻印されています。 富士重工業は日産ディーゼル工業のバスボディをメインに架装していましたから、このバスは日産ディーゼル工業のエンジンシャーシに架装された、セミデッカー型バスとするのが妥当ですが、同時に三菱ふそう、日野自動車、いすゞ自動車のエンジンシャーシにも架装していたので、個人的にはその時その時で解釈も変わってもいいかと思います。 モデルメーカーはTOMY(日本)、ブランド名はTOMICA、スケールはS=1/145、発売元は姫路サファリ株式会社 #バスミニチュアカーコレクション #TOMY #TOMICA #No.41 #富士重工業 #特定観光バス #姫路セントラルパーク #姫路サファリ株式会社
ミニカー TOMY 姫路セントラルパークShinyabus Miniature bus model Museum