花鳥図

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花鳥図
山本梅逸画

山本梅逸(やまもと ばいいつ・1783~1856)は花鳥図の達人として知られている。12歳の時に父が没すると、中国書画のコレクターであった富豪、神谷天遊宅に寄宿し天遊に理論面の指導を受けつつ、そのコレクションを手本として修行をつんでいった。30歳頃までに名古屋では知られた画家となり、京都・江戸を往来して各地の文化人と交友を結んだ。50歳前後に本拠地を京都に移して大人気の南画家となるが、晩年は名古屋で暮らした。

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