Thirty-Three&1/3

初版 2023/10/25 13:44

改訂 2024/11/20 00:24

再びレコードを聴ける環境を整えた時、かなり早い段階で買ったのが、

「Thirty-Three & 1/3」のUS盤。

たまたま「ジョージのレコード何か無いかな〜」と立ち寄った渋谷のレコード屋さんでこの「33&1/3」のお安いものが3枚ばかり置いてあり、どれにしようか迷った末、
他の2枚とは違い ジャケットの文字がピカピカでカッコイイ!という理由だけで選んだのがこれ。
なので、これがUS盤だというのを知ったのは随分経ってからだし、
しかもよく見ないで買ったもんだから、

ジャケボロボロな上に雑な補修😅

なのでその後UK盤を手に入れた時も、USのジャケがお粗末過ぎてちょっと比較とか出来る感じにはならなかったんですが、今年に入り漸くちゃんとしたジャケなUS盤も手に入れましたので、
USとUK、2つを比べっこしてみたいと思います🎵

***

まずは表ジャケット。
この写真だと同じように見えなくもないですが、前にも書きました通り
アーティスト名とタイトルの文字の部分に違いがありまして、

普通にクリーム色なUKとは違い、USの方は銀色な上にエンボスな加工も施されていて、
ちょっと手の込んだカッコイイ仕様🔥

*

お次はジャケット裏側。
記載事項の配置等に違いがありまして、
USの方が細かい記載事項を左上にまとめてあるのに対し、
UKは下の方に一行でまとめてあるのが見てとれるかと。

またUKの方は右上隅に、
Kで始まるイギリスなマトリクスも印刷されてます。

そしてインナースリーブも付いてるいるんですが、
それぞれ色や紙質が異なりまして、
UKがクリーム色の薄手な紙で作られているのに対し、

USはジャケ同様こちらもシルバーで、材質的にも少し厚みと張りのあるしっかりした紙で作られています。

私はレコードについては全体的に基本UK推しなんですが、
このアルバムの外見に関しては、断絶USの方がカッコ良く感じます✨

ちなみに見開きになっているジャケットの内側ですが、
ベースとなる色が、それぞれ表の文字の色に倣い USが銀色、UKがクリーム色になっています。


*

続いて、中身を比べてみます!

USオリジナル盤

【Matrix】
DH-1-3005 JW-1#2 / DH-2-3005 JW-1#3
ランアウトに「0」の刻印がある、ジャクソンビル工場プレス君。

UKオリジナル盤

【Matrix】
K-56319 A12 / K56319 B8


まずレーベル。
これら2枚のワーナーレーベルには「Made in 〇〇」とかいう記述は無いんですが、文字の配列からしてあからさまに違うのと、何より
「DH」で始まるUS、「K」で始まるUK
それぞれ記載されたマトリクスでそれと見分けられるかなと。

で、肝心の音ですが、
US盤、とても力強いです。
1曲目「WOMAN DON'T YOU CRY FOR ME」の出だしがゴリゴリのベースというのもありますが、初めて聞いた時は「おおっ!」となりました。

一つ一つの音がというより、
USらしい、音が団体さんになってやって来る感じ。

一方UKはというと、こちらもUKらしく、楽器の音それぞれが粒立っていて、
中高音は艶やかでクリア。低音もしっかりと出ていながら粒立ってるが故に、モコつく事無く
全体的にスッキリした音なのだけれど、しっかりと強くはっきりした低音のリズム隊が良い感じにエグくて、USとは違う迫力。
(注: 私の盤はA面マトリクスが12と遅い番号でして、このアルバム、マトリクスの若いUK盤は聴感がちょっと異なるようです。)

私は、UKの音の方が好みかな。
USも充分に良いのだけれど、団体さんな音であるがゆえ、低音強めの曲だと高音域が少し飲まれてしまう感があるのは否めないかも。
というか、これはUK盤の出来が良いという事なのではなかろうか…と思ってちょっと目のいったUK盤のランアウト。

IT'S A PORKY PRIME CUT

おお、エンジニアはあの(※注)PECKOさんこと ジョージ・ペカムさん!(最近漸く本名覚えました!)
なるほど、納得なのです。

ただUK盤の方も、B面に収録の「Crackerbox Palace」だけは、
後に1989年に発売された、エグい低音が癖になるUK盤12inchシングルの楽しさが忘れられず

こっちもやっぱり聴きたくなっちゃって、
で、結局楽しくて

色々引っ張り出しちゃってお祭り騒ぎ(笑)
こうなると、ちょっと「Crackerbox Palace」のUS7"シングルも聴いてみたくなってる自分がいたりして。

こうして、秋の深まりと共に沼も深まっていく予感しかないのでした(笑)

***

【おまけ①】
この間の休みの日、用事で出掛けたついでに寄ってみたのが、
レコード屋さんではなく、

HARBS。
今月のスイーツ部会で行ったケーキ屋さん。

https://muuseo.com/r0046/diaries/307

スイーツ部会の時ちょっと調べたら、地元にHARBSが3軒もあったんですよね。全然知らなくて😅
なのでどんな感じかなと覗いてみたんですが、
ここは何だかんだ東京と比べたら田舎なせいかorたまたまそういうタイミングだったのか、
誰も並んでないし、ケーキも種類沢山あるし!
という訳で、

テイクアウトHARBS🍰💗
「お店で食べないんかーい」と突っ込まれそうなシチュエーションですが、
実はこの前日にレコードを一枚落札してしまったので、そこまで予算つかなかった😅💦

でもお家にアールグレイの茶葉があったので、

ミルクレープと紅茶で、ちょっと贅沢なおやつタイム✨
テイクアウトHARBS、ワンドリンク分予算が浮くので、
これはかなり手軽に楽しめるかも!
たまには自分にご褒美あげなくちゃね🎵

秋深まり、食欲の秋満喫なお休みなのでした😋


【おまけ②】

おまけ①でケーキの予算を削ったレコードが昨日届きました。
中身は

大好きなジョージのシングル
「Cheer Down」の

ドイツ盤🇩🇪。うおおお、盤面が新品の様に美しい〜(うっとり)✨
このドイツ盤、UKとはカップリングが異なり、こちらのB面はUSと同じ「That's What It Takes」

元々は「Cloud Nine」収録なのですが、こちらは「Best Of Dark Horse 1976-1989」からのシングルカット。
ディミニッシュ全開なこの曲も大好きなんですよね🥰

確かドイツからはこのUS ver.の他に、B面が「Poor Little Girl」なUK ver.も出ていた筈なので、そちらも機会があれば欲しいなぁ。

という訳で「Cheer Down」なシングルも、
7inchがUK,US,GER、12inchがUK,GERの5種類となり、

秋の深まりと共に、やっぱり沼も更に深まったのでした🎵

おーしーまい。
※注)PECKOさんについては、こちらの日記参照のこと↓↓↓

https://muuseo.com/r0046/diaries/63

ノイジーなレコード | r0046 Laboratory | MUUSEO My Lab & Publishing

https://muuseo.com/r0046/diaries/63

利右衛門

利右衛門(リエモン)です。
ビートルズとジョージ・ハリスンが大好きで、UK盤を中心にアナログレコードを集めてます。

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    f31l700smgl

    2023/10/25 - 編集済み

    ケーキ🍰のお持ち帰り、いいですね👍。
    美味そう〜🤤。
    たまたま、自分も今日、クロミちゃんのケーキをセブンイレブンで見つけて買ってしまいました😅。
    食べるのもったいなかったけれど、クルマの中で食いました(笑)。

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      利右衛門

      2023/10/25

      可愛い〜!😍😍😍
      これは、、、食べるの気が引けます。ひと思いに食べてしまわないと、永遠に食べられないヤツなのです。
      そして、お家に着く前に食べちゃったんですね(笑)
      チョコ味というのも、間違いない味で良いですね🙆‍♀️

      後でセブン覗きに行かなくちゃ!💨💨💨

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