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飛騨小菊花石
小鳥川 かつて高山市久々野のR41号沿いに飛騨宝石センターと称する店がありました。小鳥ダム付近の球顆流紋岩を採掘して、カフスやタイピンなどに加工していました。模様の形で飛騨梅花石や飛騨小菊花石の登録商標で原石も土産物として販売していたようです。 これだけ大きな石だと当時、数万円はした事でしょう。 #紋石
1000円 ヤフオク 2019年9月prin
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万古球状花崗岩
千代地区万古川前不動滝下流 "銭石"と呼ばれる 2度目の挑戦で露頭付近に到着できました。栃の木からの馬小屋沢ルートを選択しましたが、軽登山の準備では渓流釣りの人達に笑われてしまいました。腰あたりまで濡れても良いパンツ、フェルトを貼った滑らない靴、ヘルメット、ザイルは必要です。最近、万古渓谷はキャニオニングの穴場だつたりで、二軒屋キャンプ場からの沢登りルートもかなり整備されているようです。釣り人曰く小学生でも登れるそうです。 標本は、前不動滝の下で崩落した礫を採取しました。前不動滝を高巻きして不動滝への遡行は目的を達成したため断念です。球状岩の露頭は切り立った崖で、直接採取、観察できないようです。 #銭石 #万古球状花崗岩
球状岩 長野県飯田市 2019年9月prin
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根尾白木山孔雀石
根尾白木山(初鹿谷) 水石の世界では玉が◯(一重丸)だと"梅"◎(二重丸以上)だと"孔雀"と言うそうです。玉の色で白孔雀、赤孔雀、青孔雀、緑孔雀に分類され、白木山の孔雀石は色々な種類があるようです。 標本は4cm厚の脈で、最大径1.5cmの紫色の玉が密集しています。菊花石を見つけるより難しいと言われた石がやっと採取できました。 #孔雀石 #根尾谷
岐阜県本巣市 2019年9月prin
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根尾ほたる石
根尾谷 鉱物の蛍石(Fluorite)とは全く違った岩石です。水の中で鮮やかな緑色を放っているため、この名前があるのかもしれません。 岩石としては、輝緑凝灰岩に分類されるでしょう。原岩が凝灰角礫岩といったところでしょうか。 #ほたる石 #根尾谷
岐阜県本巣市 2019年9月prin
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津軽小僧(珪質頁岩)
青森県東津軽郡平内町大字内童子 益富先生の昭和雲根誌に登場する津軽小僧は、「メノウや玉ずい又はジャスパーに似たものではあるが、それらの何れとも異なるフリントFlintに似た質と形状をもつもの」と記しています。更に、「メノウ、玉ずい或はジャスパーと成分的には大同小異のもので、その硬さ、強靭さもだいたい同じだろうと思われるのであるが、津軽小僧はこれら三者と比較して"サクイ"ところがある」と別物を強調しています。しかしながら、ヨーロッパで産出するフリントとは成因が違うと記しており、「お釈迦さまでもご存知あるめえ」と結んでいます。 #津軽小僧 -出品者さんから連絡頂きました- 「小僧石は碧玉ではなく、おそらく珪質頁岩(けいしつけつがん)のようです。 以下は珪質頁岩の紹介です:東北日本の新第三紀中新世(約1500万年前頃)の女川層およびその相当層中から産出します。 微晶質石英やオパールなどのシリカ鉱物と粘土鉱物などの細粒砕屑粒子が混合してできた、細粒で緻密な岩石で、シリカは放散虫や珪藻に由来するものと、火山ガラスの脱ガラス化作用やオパールの沈殿による場合があります。東北地方では代表的な石器の石材です。」
12個1280円 メルカリ 2019年9月prin