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母校で話題になっていた米軍を戦時中に苦しめた卒業生について

初版 2024/08/22 21:51

私の母校では戦時中に米軍を苦しめた卒業生は誰かという事が話題になる事が多々ありました。

候補者としては1人目は旧制中学2回生の五十嵐勇さん(京大卒)です。五十嵐さんは日本海軍が誇る零戦を完成させる決定打になった超々ジュラルミンの開発者です。五十嵐勇さんの超々ジュラルミンの発明が無ければ零戦は完成されなかったと言われてるそうなので、候補者の1人目に挙げておきます。

2人目の候補者は旧制中学8回生の中川州男さん(陸士・陸大卒)です。中川さん(陸軍中将)が考案し、実際にペリリュー島で実践したゲリラ戦法は米軍を大いに苦しめました。この戦法が後に硫黄島の戦いや沖縄戦でも生かされました。

3人目の候補者は旧制中学20回生の村田勉さん(東大卒)です。元海軍技術中佐の村田さんは日本におけるロケット開発の先駆者でもありました。硫黄島の戦いで効力を発揮した重鎮爆弾も村田さんが発明した物だそうです。この重鎮爆弾のために米軍艦隊が数週間、硫黄島に上陸できず、硫黄島の陸軍司令官から村田さんに感謝状も贈られています。また、沖縄に海上特功する戦艦大和に装着した砲弾も村田さんの発明品です。ただ、こちらは効力を発揮する前に戦艦大和が沈没してしまいました。

その他の候補者としては、満州国の郵務行政を確立した旧制中学1回生の藤原保明さん(東大卒・元航空局長官)、マレー半島に進駐する陸軍軍人にマレー語の指導を行った旧制中学2回生の上原訓蔵さん(東京外語卒・元陸軍教授)、連合艦隊の法務長として日本海軍の軍規の順守に貢献した旧制中学8回生の由布喜久雄さん(東大卒・海軍法務少将・元海軍省法務局長)、ハワイ作戦(真珠湾攻撃)の実行部隊の1つである第8戦隊の機関長だった旧制中学8回生の松島悌二さん(海機・海大卒・海軍大佐)、連合艦隊参謀や大本営参謀などを歴任し、日本海軍の航空部門のスペシャリストだった旧制中学13回生の池上二男さん(海兵・海大卒・海軍大佐)、経済学者でナチスドイツ関連の文献の翻訳を一手に引き受けた旧制中学19回生の荒木時次さん(東大卒)などが挙げられます。

もし、興味を少しでもお持ちになりましたら、皆様的にはどの候補者が一番戦時中に米軍を苦しめたと思うかお教えください、

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