海軍将校の本音について

私の出身高校の旧制中学時代の先輩に軍学校の最高峰である海軍大学校を卒業した方が４名居ます。その内の池上二男・海軍大佐は海大３４期生でした。経歴も海大卒の軍人に相応しく、連合艦隊の参謀や副官、海軍省の軍務局局員、航空本部の部員、支那方面艦隊参謀、軍令部部員兼大本営海軍参謀、大本営海軍戦力補給部員、海軍航空本部総務部第一課長などを歴任しました。また、トラック島が急襲され日本軍が大損害を受けた（海軍丁事件）の際には中央から調査員として派遣されています。田中三雄・海軍中佐も海軍大学校機関学科を卒業した機関科の将校の中で将来を嘱望された存在でした。少佐で軍令部部員兼大本営海軍参謀になり、南東方面艦隊参謀や海軍省人事局局員と海軍の中枢を歩みました。平成時代まで両者ともご存命だった様で、私の出身高校の東京同窓会にもいらしてた様です。もし、彼らに本当に日本国が大国であるアメリカやイギリスに勝てると思っていたのか、聞いて見たかったと思います。軍人としての矜持が本音を言わさないかも知れませんが、皆様方ならこの２人の海軍の元エリート将校が本音を言うと思われますか？ご意見をお聞かせください。