営業薬品目録及配置表(昭和時代)

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営業薬品目録及配置表(昭和時代)

昔は取っ手付きの救急箱のような箱にが薬が入っていて、使った薬のお金を払うという置き薬というのがあった。(業者によっては箱が異なるかもしれない。)
昔は、置き薬業者が家に来ていた。
そして、置き薬の箱の中にこうしたモノが入っていたように思う。
また、開けてしまったら、お金を払わなくてはいけないため、本当に必要な時にしか薬を使わなかった記憶がある。

こうしてじっくりと薬の名前を見ているとクスッとわらってしまう名前のものばかりで、見ているだけで症状が緩和されそうである。

イタミトール(神経痛の特効薬)、元氣丸(健胃毒消)、チンツー(ヅツーハイタ)、セキドメ(セキの妙薬)等。そのままやん!と突っ込んでしまうモノもあれば、何だか飲んだら元気になりそうだという薬の名前もあった。

ふと、病は氣からということを感じさせるツールであった。

#歴史、#薬、#昭和、#目録

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