江ノ電バス 510号車

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江ノ電オリジナルバスセットⅤより

モデルとなった510号車は、1996年3月に江ノ電初の蓄圧式ハイプリッドバスとして登場、手広営業所に配属となりました。蓄圧式ハイブリッドバスはプレーキ時のエネルギーを回収して発車時や加速時にエンジンの補助とすることで、有害物質の排出の低減を図るものとして開発されました。江ノ電でも90年代に入り高まる環境保護を目的として、まず510号車が、翌年には三菱ふそうエアロスターKC-MP737Mの511号車が同じく手広営業所に配属され、古都鎌倉の環境を守るべく、深沢線などを中心に活躍しましたが2011年2月2日の運行をもって引退しました。510号車の活躍は、後に続く低公害車の登場において、その意義は大きいと言えるのではないでしょうか。

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