芳しいモノ
初版 2018/02/12 12:24
改訂 2018/02/12 20:15
嵐の中の芳しさ
三連休。
久方ぶりに車を滑らせ、伊豆まで足を伸ばした。
予報では雨の休日。子供たちも一緒のため、希望のルート~つまるところ酒と食に浸る~は望めず、船で堂ヶ島の″青の洞窟″を巡ったりと、外で″健全″に過ごす道程を考えていたものの、春の嵐が舞い暴れるとのことで、子供たちを説得し、急遽予定を変更。
向かったのは、ベアード・ビア醸造所。
https://www.google.co.jp/amp/www.gogo-shizuoka.jp/entry/65%3famp=1
アメリカ人のブライアン・ベアード氏が、2000年に沼津にブルワリーを開いたのが始まりだそう。今回は修善寺にあるブルワリーを訪ねることにした。
熱海から天城山を跨ぎ、登ったりくだったりの坂道の嵐に辟易しながら辿り着いた頃に、運良くブルワリー内見学の時間帯だったため、喜び勇んで参加した。
話によると、ベアードでは醸造に用いるホップは全て生ホップとのこと。
一般的にはペレットホップと呼ばれる、ホップを乾燥・粉砕、圧縮し、粒状に押し固めたものが使われることが多いのだが(品質を均一化や、輸入コストの問題)、生ホップを使っているとは、なかなかに珍しい。
その場でシトラホップ(柑橘のようなアロマをたたえるホップ)の生花をかがせて貰ったが、香りを吸い込んだ瞬間に鼻腔内が洗浄され、その後世界中のあまたの柑橘が鼻腔から脳へ突き抜けていく。恍惚。
ブルワリーでは、バーも併設されており、ちくっと口を湿らせたかったものの、そこに宿泊するわけにもいかず、無念ながら妻が口を潤す姿を指を噛み締めながら眺めるほかなかった…(;つД`)
IPA(Indian Pale Ale)を注文したが、IPAの特徴である、重くビターな味わいは控え目で、シトラホップの華やかな香りと爽やかなビターさを湛えた素晴らしい逸品だった、とのこと(いいなぁ…(´ρ`))
新たなる
代わりに、買いました。ボトル。買いました。グラス。
この個性的なラベルは、グラフィックデザイナーの西田栄子氏によるものだそう。
(手描きにみえるが、すべてCGだそう!確か…)
樽出ビールは呑めなかったものの、ラベルコレクションどグラスコレクションが増えるので、納得。
ちなみに酵母無濾過、瓶内二次発酵させているので、冷暗所保管であればかなり熟成できる(アルコール度数高いのは)。
この一本とは数年後に邂逅しようかと思う。いや、子供が成人してからか…
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#買った
negrita
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酒も寄り添う
レコード私的備忘録。
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