Model Collect 1/72 ドイツ陸軍 E100型重戦車「ジャーマングレー」

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 モデルコレクト社 1/72 ドイツ陸軍 E100型重戦車「ジャーマングレー」紹介します。

 マウス超重戦車E100と言えば、「E75」よりは知られている試作戦車です。
WWⅡ(1939~1945)の中期(1943年)において、ドイツ陸軍で開発する新型の戦闘車両の以下の部位

◎ E/Gなどのパワーパック
◎ 履帯・走行装置
  起動輪(スプロケットホイール)
  誘導輪(アイドラーホイール)
  転 輪(走行ホイール ※トラックローラとも言う。)
  懸架装置(トーションバースプリング)⇒サスペンションの事
◎ 戦車砲・砲塔

以上の部位の補給・整備の共通化を図る事を目的とし開発されたもの。
ちなみに、Eとは【Entwicklungstypen】の頭文字で意味は【開発型式】だそうです。

シリーズ概要は
● E10(ヘッツアーの後継の装軌車)⇒低車高
● E25(70口径 75㎜対戦車砲)装備の駆逐戦車型⇒4号駆逐戦車(ラング)に似ている。
● E50(5号戦車:パンターの車体部を基にした新型車体ではあるが、装甲防御が劣る代わりに機動力が向上した。)AAG(対空砲装備あり)
● E75(6号戦車:ティーゲルⅡ型の車体部を基にした新型車体で、これには戦車型・駆逐戦車型と種類は多数あり。)
● E100(一般的には、マウス超重戦車として認識されている他、6号戦車:ティーゲルⅡ型の砲塔を大型化した物も存在⇒Aust Bタイプとして計画されていた。)※E100(Aust B)は後日Upします。

と大別して5種類(細目は多数)あったそうです。

 この画像は、多分実戦に投入されたら、このように形状と思われるもので、砲塔の形状は[ヘンシェル砲塔]タイプで、150㎜戦車砲装備です。

8枚目にEシリーズの資料を掲載してますご参考されて下さい。

調査結果報告
 こちらのE100シリーズで、この150㎜戦車砲装備車も机上計画で、実際に2両製造されたものは、車体部の側面のバルジ[膨らみ]は無く、ストレートに直線構造体で、主砲は128㎜戦車砲と副砲に75㎜戦車砲を装備したものとなっている画像が残っています。

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