My Museum探訪記 | ミニカー(Shirubuさん)

初版 2023/03/04 12:42

改訂 2023/03/05 21:56

 みなさま、こんにちは!ミューゼオスタッフの松山です。

 いよいよ年度最終月に入りました。
引越しだけでなく、出会いと別れのシーズンでもありますね。

そんな場面につきものなのが、贈り物。
実は、「もらったのをきっかけに」沼にハマる、という人も少なくないようです。
何かの「おまけ」のコレクションも、そういう「経緯」に含まれるかもしれません。

 実は、今回登場するオーナーさんも、最初はおまけアイテムのコレクターさんだったのだとか。

では早速参りましょう、
「ミューゼオならでは!」のミュージアムをご紹介するシリーズ「My Museum探訪記」。
今回お訪ねするのは、Shirubuさんの運営する「ミニカー」ミュージアムです!



 わ〜 コレクションの王道!って感じがしますよねぇ やはり。

履歴書の「趣味」欄に書いても違和感なさそうな、というか(笑)
家族の理解もそれなりに得られそうな、というか(笑)

あら?
各コレクションルームのカバー写真は、
お尻側(と言っていいのか・・)からのお姿なんですね。

この演出も効いていますねぇ

ではでは。早速出かけましょう!


目次

  1. 裏口かと思って入ったら正面玄関だった話。
  2. 異次元「ハイパーカー」
  3. 金言「欲しい?要らない? 以上」
  4. オーナーさんが語る「my museum」
  5.  Shirubu Musemについて 

Shirubu Museum

Shirubu ミュージアム | Muuseo(ミューゼオ)

https://muuseo.com/Shirubu

Shirubu

1. 裏口かと思って入ったら正面玄関だった話。

 スミマセンいつも横道ばかり覗いている感の当ジャーナルですが(汗)、

早速上の写真で気になっちゃいましたが・・・・

次元がいるではないか

500F 1965 | MUUSEO (ミューゼオ)

https://muuseo.com/Shirubu/items/1832?theme_id=2203

Shirubu


というかカリオストロではないか〜〜!

ーんん??またも冒頭から脱線か!?とひとり焦ってしまいましたが、
なんとこれ、1Fです!
なんだーここから入っていいんじゃないの〜 ヨカッタヨカッタ

 改めてShirubuさんのミュージアム構成を確認すると、

全24ルーム(2023年2月現在)のうち、ミニカー展示が20を占め、
ランボルギーニ」「フランス車」など、車種や国ごとに分かれて展示されています。

 展示方法に関して、
同じくミニカーをコレクションしているkan123さんが以下のようにコメントをされていて、

車種別の区分け、見やすいですね。参考にさせていただきます。
車種に疎いもので、hotwheelsの裏に車種名がなかったら、何かわからない始末です(-.-;)
もし私のコレクションでわかるものが有りましたら、教えてください。


なるほど〜
当たり前のことですが、ミニカーに詳しい以前に、車に詳しくないといけないのか・・・

大変だこれは・・・

 なお、18FWarehouse 仮置き倉庫は、Shirubuさんによると

コレクション・ルームが決まるまでの仮置き場です。
同じ種類の展示品がある程度集まると、展示品用にコレクションルームを新築し引越させます。
展示予定品が多数あるので、今後のコレクションルームの数を厳選するため処置です。


ということで、

展示する前の段階で
「どう分類すれば・・・」
「そもそもコレクションの全体像が把握できない・・・」
と、悩み、途方に暮れてしまっているオーナーさん
には
ヒントにしていただきたいところです。

そして、無作為に放り込んでいるだけのはずの「倉庫」がまた、
かえって宝探し的なワクワク感を掻き立て、
「秘密の小部屋」的な魅力を放ってしまう不思議・・・


 さて、話を戻して。1Fです。

先に、「車種等で分類されたミュージアム」とご紹介しましたが、
1Fは異なります。

Movies 劇中車、つまり、「映画、ドラマ、アニメに関わる車」たちです!


実は、オーナーのShirubuさん、

劇中車の収集に特に力をいれています。
コレクションをする前の一番の趣味は映画観賞でした


とのこと。

だからこそ1Fに、「顔」としてドーンと展示室を構えているわけですよね。

いや〜、またしてもメインじゃないところから入っちゃったよ、
と焦っていましたが、結果オーライ(?)でホッ・・・

なかでもお気に入りが、映画「Field of Dreams」に登場したこのアイテムだそう。



映画顔負けの素敵なエピソードと共に紹介されていますので、
ぜひアイテムページでご覧ください!
(併せて、関連するこちらのアイテムも!)

 それにしてもこんな車(のミニカー)まで発売されてるとは!
そりゃコレクターさんも大勢いらっしゃるわけだ〜、と思い、ふと、

Shirubuさんのミュージアムにはいくつくらいのアイテムが展示されているのだろうか、

とチェックすると、


4,629・・・!(2023年2月現在)


ひぇ〜
トーハクでお馴染みの、東京国立博物館の常設展示だって3,000ですよぉ


2. 異次元「ハイパーカー」

(次元つながりで・・・)

 たくさんあるアイテムの中で、また違う切り口から、
Shirubuさんにとって特別なアイテムをご紹介いただきました。


Apollo IE 2017

Apollo IE 2017 | MUUSEO (ミューゼオ)

https://muuseo.com/Shirubu/items/3539

Shirubu


 これを欲しいと思わない人がいるでしょうか。


この気品!この貫禄!
まさに泰然と玉座に在す王!!


欲しい!!!!!


が、そこで、Shirubuさんが
「購入時に価格で悩んだ」アイテムである、とおっしゃっていたことを思い出し。


アイテムページを見ると、

【価格】約230万ユーロ (約2億8000万円)

!!!


まさに目の玉が飛び出すお値段ですが、
実車の価格・・・ですよね????

おそらく、3億近くはしないことでしょうが(ホッ?)
それでも、通りすがりに即決を迫られたら悶絶しそうなお値段のようです。

というのも

3.  金言「欲しい?要らない? 以上」

 このApollo IE 2017に寄せられた、
同アイテムの購入を迷っている方からのコメントに、

Shirubuさんは以下のように返答しているのです。

欲しい?要らない? 以上👿
余計な事を考えると判断が鈍りますね。😁

痺れますね・・・!


 個人的な見解では、
こんまりさんの「ときめく」と同じ、というか、
こんまりメソッドでは、その感覚的なものさしを「捨てるため」に活用するわけですが、

集めるにあたっても、「欲しいのかどうか」、
それ以外の軸は、持ち込まない、と。


 とは言っても3億 数万円は「欲しいもーん」で財布開けづらいですが、
Shirubuさんはまた、こんなこともおっしゃっています。

ミニカーの収集は、次の機会は無いと考え、即決します。


苦い経験に思い当たるオーナーさんも多いのではないでしょうか。

よく「チャンスの神様には前髪しかない」と言われますが、
コレクションにおいても、この言葉が当てはまりそうです。

4. オーナーさんが語る「my museum」

 触れてきた通り、オーナーのShirubuさんは、
コレクションや、その展示にあたって、
参考にしたい独自の哲学をたくさんお持ちです。

最後のこのコーナーで、可能な限りご紹介させて頂きたいと思います。


Q コレクションを始めたきっかけについてお聞かせ下さい。

A (別アイテムの収集で立ち寄った)コンビニで見つけた
  京商の1/64ミニカーコレクションがきっかけです。
  小学生の時にスーパーカーブームを経験しているので、
  スーパーカーのミニカーが懐かしくて、
  1個買ってみるとハマりました。
  守備範囲をトミカ、ホットウィールなどすこしずつ広げて、
  今は1/64スケール(3インチ)なら何でも集めるようになっています。


Q 展示上の工夫や、こだわりについてお聞かせください。

A  展示は、『晴れの舞台』だと思っています。

  集めたコレクションのほとんどは、
  ディスプレイケースに飾ることも出来ずにすぐに保管になってしまいます。

  『トイストーリー』や『おもちゃのチャチャチャ』の世界では無いですが、
  入手して何もせずに放置保管は、アイテムに対して申し訳ない
と思っています。
  
  『晴れの舞台』を演出するために、  
  1個ずつ撮影、トリミング、説明文の下調べに手間をかけるようにしています。

  また、ラベルは必ず付けています。
  ラベル表示は、出先で同じ物を2個買わないようにするために役立っています


Q コレクションに際して、myルールのようなものがあればお聞かせください

A  ・コンプにこだわらない。

    ・色違いのミニカーは買わない。

    ・ミニカーは1/64限定にしています。

         ・ブリスターは開封します。
    隅々まで見るのが、製作者への礼儀と考えています
    開封せずに、ブリスターに傷を入れない考えも否定しません。  


Shirubuさん、素晴らしいミュージアムを見せていただき、ありがとうございました!

5. Shirubu Museumについて

Shirubuさんがオーナーを務める「ミニカー」についてのミュージアム。

映画好きのShirubuさんらしく、
トイストーリーの例えも飛び出しましたが、
一貫しているのはアイテムへの愛ですよね。
愛のないコレクションは、
集める人自身も、それを鑑賞する人をもまた、荒ませます。
Shirubuさんの手元に居場所をもらったアイテムたちは幸せですね!

 そして、ミニカーコレクターである以前に、大の映画ファンのShirubuさん、
コレクターデビューのきっかけとなったのは、
1999年のペプシのおまけ『スターウォーズボトルキャップ』
なのだそう!

この記念すべき第1号アイテムは、今後展示予定とのことですが、
こちらにも、必読の素敵エピソードがあるようですので、
公開を楽しみに待ちたいと思います!

すべてのはじまり- Starwars

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  • @Shirubu 様、このたびはご協力いただきありがとうございました!!!引き続きお願いいたします。

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    リリアソー

    2023/03/05

    金言、シンプルでいいですね👍️
    Shirubuさんや、他の方のミュージアム構成なども見ていて楽しいです😋🎨

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