SoundScape 2019

初版 2019/08/27 12:17

Processingで作成した「SoundScap 2019」の映像と音のアーカイブについての日記です。


<24品展示中>SoundScap 2019 (saudade)のアイテム | Muuseo(ミューゼオ)

https://muuseo.com/mugen/collection_rooms/19

mugen


「SoundScap 2019」のライブバージョンは、映像と音楽の両方を「Processing」で生成してます。



音楽のほうを少しリッチな音にしようと思い、4トラック版を作ってみました。


#03 を生成したプログラムは、こんな感じになっています。


System.RandomSeed=0003

ResetGM Tempo=30

Int i=1 Int j

Array SC=("<a>","c","d","e","f","g","a","b",">c<",">d<")

[4

 TR(i) @(Random(1,118)) TrackKey(Random(-2,2))

 v.Random=24 t.Random=240 q(Random(90,160))

 [(16*6)

   j=Random(2,6) #n=SC(Random(SizeOf(SC)))

   Time(Random(16)+1:Random(4)+1:0) o(j)#n

 ]

 i++

] Time(17:1:0) l1r



生成のための乱数の種を作品番号にしているわけです。


System.RandomSeed=0003


#01から#24 までのプログラムは、この部分が違うだけです。


なので、このプログラム(cSakuara用スクリプト)もawkで生成しています。


BEGIN{

   RS=EOF

   getline < "fwk.mml"

   for (i = 1; i <= 24; i++) {

      nm=substr(i+10000,2,4)

      seed="System.RandomSeed=" nm

      print seed "\n" $0 > "midi/b/" nm ".mml"      

      close("midi/b/" nm ".mml")

      system("cSakura midi/b/" nm ".mml")

   }

}


4トラックの音楽はトラックごとにランダムなGM音源の音色を割り当てます。


#03 を演奏しているところを観察すると鳴っている音源は次の4つです。


TR1 音色番号012 ヴィブラフォン

TR2 音色番号115 スチールドラム

TR3 音色番号091 ポリシンセ

TR4 音色番号075 リコーダー



「Processing」でのライブ映像を240枚スナップして「slick」によるスライドショーを作ってみました。音楽は#03のものを使っています。


SoundScape 2019

null

http://etext-music.com/ss2019/


非常にゆっくりしたスピードでクロスフェードするので、このままでも映像作品になりそうです。全画面モード(F11)にして見るとアート感が増します。




Author
File

mugen

様々なプログラミング言語を使って、音楽を自動作曲しています。

使用している言語

・awk
・COBOL
・JavaScript
・R
・サクラ
・ドリトル
・なでしこ

https://yamazawa.bandcamp.com/

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