No Title
初版 2017/10/13 02:51
ブルマァクの東宝怪獣の中でもマニアからすこぶる評判が良くないのがバランである。確かに似ていない。仮に街中でこの人形が落ちていたとしても誰にもこの怪獣が何だかよくわからないだろう。
大雑把な造形解釈が実物とは似ても似つかぬものになったというわけか。
しかし、マニアからの評価はどうであれ、僕はブルマァクのバランを高く評価してる。そもそも1970年代にモゲラ同様にこのバランがソフビ化されたことはすごいと思う。ソフビバブルな時代であったにしてもこんなマイナーな怪獣を商品化するとは・・・・。
当時、デパートに行ってワゴンに積み上げられた怪獣の中にやたら売れ残っていたのがカメーバとこのバランだった。それほど人気がなかったということか。
ブルマァクのバランは20年くらい前は塗装パターンは1期と後期の二種類だと言われてきた。一気はお腹が黄色で背中がメタリックグリーン、後期がお腹が白で背中が黒というパターン。一期のグリーンメタのものが希少でレアだと言われて値段も高く入手困難だった。
しかしそれが本当なのかどうか分からないほど実はバランには多くのカラーパターンがある。僕が確認しただけでも8種類のカラーパターンが存在する。
もっと他にカラーパターンが存在するかもしれない。
こうなると一期と呼ばれたモデルが本当に希少なものかどうか怪しくなってくる。ということでバランにとりつかれて十数年、バランが1ダースほどになってしまった。この世界、こだわると楽しいがこだわると怖いとも思うのです・・・(反省)