パイプと葉巻
初版 2024/02/24 10:52
改訂 2024/02/24 10:52
このご時勢、喫煙者だと名乗り出ることは社会的には自殺行為であります。
社会的はいいすぎだとしても、SNS的には確実にそうであります。
まともな人間扱いされず、袋叩きに合うのは目に見えております。
そういう状況なので、喫煙具については、ミューゼオでもほとんどだれも展示していないのではないでしょうか。
喫煙具など見るもおぞましい、唾棄すべきものとして、コレクションの埒外にうっちゃられているかのようです。
まあそれはそれでよろしい。
私は喫煙者のはしくれとして、自分のもっている喫煙具を陳列してみましょう。
といってもたいしたものがあるわけではなく、パイプが4本、パイプレストが2個、煙草ジャー、灰皿2種、タンパー、モールなど。
葉巻関連では、シガーカッター、パーフェクドロー、ヒュミドール、葉巻用灰皿、湿度計など。
葉巻はもう吸っていないので、道具類は手放してしまってもいいのですが、今後また情勢が変化して、キューバの葉巻が適正価格で手に入るときがくることを期待して、とりあえず置いておこうと思います。
いまふと思ったのですが、いまわのきわに1本だけ、最高級の葉巻を吸って死ぬ、という設定で、ベイーケクラスの葉巻を買ってヒュミドールに入れておくというのはどうか。
それが何年先のことかはわかりませんが、そういうふうな使い方もありかな、と思っています。
なんといっても、葉巻はちゃんと保管すれば10年や20年は保ちますからね。
開けたらみごとに枯葉になっていた、なんていうのもまた乙なものです。