ウィンチェスター M1897 ショットガン

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 第一次大戦でチート兵器として活躍した「トレンチガン」の方が日本では有名だが、『アンタッチャブル (1987・映画版)』でしびれた私としては、断然一般タイプが好み。70年代にMGCが「M97」としてリリースしていた全金属モデルと、このタナカのモデルが世界的にも唯一無二のオモチャ版でありましょう(中国製の安いモナカ式のソウドオフもありますけどね)。

 『アンタッチャブル』では、警察署の武器庫に並んだコレで、主人公たちがマフィア相手に大立ち回り。同じショットガンのM1912もカッコ良かったけど、やはりこのハンマーやネジ、ピンが露出したM1897がたまらなくかっこいい。だから、20年ほど前にタナカが、バレルジャケットと銃剣付きの「トレンチガン」タイプと、このテキサスポリスタイプを発売(それぞれモデルガン 、ガスガンあり)した時は狂喜乱舞しました。ただこのテキサスポリスタイプは、バレル長やサイトなど、『アンタッチャブル』より近代的な感じでちょっと不満だったため、バラバラにしてパーツを塗装、金属パーツを染めたりして組み上げたら割と満足な仕上がりに。タナカ製品は全般的にそうとも言えますが、プラスチックで実銃のフォルム、メカニズムを忠実に再現しているため、どうしても壊れやすい。なのであまり乱暴にせず、時々ちょっと動かして楽しむような感じです。初めて触る方は、ハンマーの奥から、親指に突き刺さるようにボルトが飛び出してくるのでご注意ください笑。

 今から数年前に割れやすいところなどを補強したVer.2が突然発売され、ポリスタイプをすぐに予約しました。こちらは完全に『アンタッチャブル』の形でした。

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