-
Nick Lowe / Jesus of Cool
(1978) ブリンズリー・シュウォーツ解散後に、プロデュース活動経てリリースされた、ニック・ロウのセルフ・プロデュースによるデビュー・アルバム。 このアルバムはジェイク・リヴィエラなどが設立したレーダー・レコードから初めてリリースされたアルバムで、シングルの1枚目もロウの“I Love the Sound of Breaking Glass”だった。この曲は全英のシングル・チャートで7位となった。 文句の付けようが無い、ロウのポップ・ワールドが全開となっている。 アメリカ盤はコロムビア・レコードからのリリースされて、タイトルが“Pure Pop for Now People”に変更となった。曲順も大きく変更されている。 全英チャートで22位、全米チャートで127位と、アメリカでの成功は得られなかった。 聴いておきたいアルバムのひとつ。 《songlist》 01. Music For Money 02. I Love the Sound of Breaking Glass 03. Little Hitler 04. Shake and Pop 05. Tonight 06. So It Goes 07. No Reason 08. 36 Inches High 09. Marie Provost 10. Nutted by Reality 11. Heart of the City (Live)
Labour Of Last Radar Recordsk-69
-
Elvis Costello / This Year's Model
(1978) エルヴィス・コステロの2ndアルバムは、バック・バンドの“ジ・アトラクションズ”を起用してのリリースとなった。 1stアルバムの発売後にオーディションで選ばれた、スティーヴ・ナイーヴ(key)、ブルース・トーマス(b)、ピート・トーマス(dr)と、ライヴで演奏を重ね、前年の年末にわずか11日で録音をした。キーボードが入った4ピースバンドにした理由はわからないが、スティーヴのキーボードがいいアクセントになっている。 このアルバムの曲は今でも演奏される曲が多い。愛聴盤のひとつ。 《songlist》 01. No Action 02. This Year's Girl 03. The Beat 04. Pump It Up 05. Little Triggers 06. You Belong to Me 07. Hand in Hand 08. (I Don't Want to Go to) Chelsea 09. Lip Service 10. Living in Paradise 11. Lipstick Vogue 12. Night Rally
Radar Recordsk-69
-
Elvis Costello & the Attractions / Armed Forces (No.482)
(1979) エルヴィス・コステロのポップ色が全開な3rdアルバム。プロデュースはニック・ロウ。 ポップなメロディーに辛辣な歌詞。コステロのシニカルな面が発揮されている。先達から学んでいることかもしれない。いろんな思いを3分前後にまとめているのも魅力のひとつだ。 イギリス盤とアメリカ盤ではジャケも違うし、曲も変更されている。アメリカ盤では“Sunday's Best”が外され、ブリンズリー・シュウォーツのカヴァーの“(What's So Funny 'Bout) Peace, Love and Understanding?”になった。この曲は今ではライヴの定番になっている。 初回プレスには“Live At Hollywood High”のライヴを3曲収録した7インチ盤が付いていた。曲は“Accidents Will Happen”、“Alison”と“Watching The Detectives”。 イギリスではチャート2位まで上り詰めた。 《songlist》 01. Accidents Will Happen 02. Senior Service 03. Oliver's Army 04. Big Boys 05. Green Shirt 06. Party Girl 07. Goon Squad 08. Busy Bodies 09. Sunday's Best 10. Moods for Moderns 11. Chemistry Class 12. Two Little Hitlers
Radar Recordsk-69
-
Nick Lowe / Labour Of Last
(1979) イギリスのポップス職人ニック・ロウの大好きな2ndアルバム。 1曲目からニックの代表曲“Cruel to Be Kind”で幸せな気分になる。このアルバムでは、ロックパイルの他にコステロやピート・トーマス、ヒューイ・ルイスも参加している。 ブリンズリー・シュウォーツからの流れに沿って、ロウが参加したアルバムを聴き進めていくと楽しくなる。そして、コステロに続いていく…。 《songlist》 01. Cruel to Be Kind 02. Cracking Up 03. Big Kick, Plain Scrap 04. Born Fighter 05. You Make Me 06. Skin Deep 07. Switchboard Susan 08. Endless Grey Ribbon 09. Without Love 10. Dose of You 11. Love So Fine
Jesus of Cool Nick the Knife Radar Recordsk-69