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Peter Gabriel / Peter Gabriel [2]
(1978) ピーター・ゲイブリエルの2ndアルバム。ロバート・フィリップのプロデュース。 このアルバムでは、ジェリー・マロッタ(ds)、トニー・レヴィン(b)、ロイ・ビタン(key)、ラリー・ファスト(syn)に、ロバート・フィリップ(g)と、前作とメンバーが変更されている。マロッタとレヴィンという最高のリズム隊を得たことは、ゲイブリエルのターニングポイントのひとつかもしれない。 好きなピアニストのひとりロイ・ビタンが参加しているので、ゲイブリエルのアルバムの中ではよく聴く1枚かもしれない。ヴァラエティーにとんだ内容の中に、ゲイブリエルの方向性が見えてきた感じもする。 聴いておきたいアルバムのひとつ。 《songlist》 01. On the Air 02. D.I.Y. 03. Mother of Violence 04. A Wonderful Day in a One-Way World 05. White Shadow 06. Indigo 07. Animal Magic 08. Exposure 09. Flotsam and Jetsam 10. Perspective 11. Home Sweet Home
Peter Gabriel [1] Peter Gabriel [3] Charisma Recordsk-69
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Peter Gabriel / Peter Gabriel [1]
(1977) ピーター・ゲイブリエルがジェネシス脱退後に、カリスマ・レコードからリリースしたデビュー・アルバム。ボブ・エズリンのプロデュース。 このアルバムは、アラン・シュワルツバーグ(ds)、トニー・レヴィン(b)、ジョセフ・コワースキー(key)、ラリー・ファスト(syn)にロバート・フィリップ(g)の布陣で録音されている。プロデューサーのエズリンの色が濃いメンバーかもしれない。 そのため、まだまだゲイブリエルの魅力が全開って感じではない。 1stシングルの“Solsbury Hill”は、イギリス人らしいメロディー・ラインのポップな曲で代表曲のひとつ。 ってよか、ゲイブリエルはプログレに分類されていることが多いが、何を持ってそう分類されるのか未だにわからない。 ジャケはヒプノシスが手がけている。 聴いておきたいアルバムのひとつ。 《songlist》 01. Moribund the Burgermeister 02. Solsbury Hill 03. Modern Love 04. Excuse Me 05. Humdrum 06. Slowburn 07. Waiting for the Big One 08. Down the Dolce Vita 09. Here Comes the Flood
Peter Gabriel [2] Charisma Recordsk-69
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Genesis / ...And Then There Were Three...
(1978) ジェネシスの9枚目のアルバム。デヴィッド・ヘンチェルとジェネシスのプロデュース。 前作でスティーヴ・ハケットが脱退したため、“そして、3人が残った”となった。そのため、マイク・ラザフォードがベースとギターの弦楽器を演奏している。ライヴではダリル・ステューマーが弦楽器のサポートを行なった。 先行シングルでリリースされた“Follow You Follow Me”はバンドとして初のトップ10入りする7位を記録した。アルバムは、全英チャートで3回目の3位、全米チャートは初のトップ20入りの14位となった。 新生ジェネシスとして、新たなファンを取り込みつつある手応えを感じられる。 聴いておきたいアルバムのひとつ。 《songlist》 01. Down and Out 02. Undertow 03. Ballad of Big 04. Snowbound 05. Burning Rope 06. Deep in the Motherlode 07. Many Too Many 08. Scenes from a Night's Dream 09. Say It's Alright Joe 10. The Lady Lies 11. Follow You Follow Me
Duke Charisma Recordsk-69
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Bert Jansch / A Rare Conundrum
(1977) バート・ヤンシュの11枚目のアルバム。プロデューサーはロッド・クレメンツが行った。 このアルバムではヤンシュのギターをメインに据えていて、イギリスの匂いがする仕上がりになっている。飾り気をあまり感じられない、最小限のバックの演奏がいい感じだ。ヤンシュの歌声もどこかリラックスしているようだ。 “Doctor, Doctor”はヤンシュのバンジョーの演奏による弾き語りとなっていて、この曲だけダニー・トンプソンのプロデュース。 聴いておきたいアルバムのひとつ。 《songlist》 01. Daybreak 02. One to a Hundred 03. Pretty Saro 04. Doctor, Doctor 05. 3 A.M. 06. The Curragh of Kildare 07. Instrumentally Irish 08. St. Fiacre 09. If You See My Love 10. Looking for a Home 11. Poor Mouth 12. Cat and Mouse 13. Three Chord Trick 14. Lost Love
Charisma Recordsk-69
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Bert Jansch / Santa Barbara Honeymoon
(1975) バート・ヤンシュの10枚目のアルバム。ダニー・レーンのプロデュース。 このアルバムは今までとは違った印象を受けた。今まではヤンシュの弾くアコースティック・ギターがメインに据えられていたが、バンドとしてのサウンドがメインとなっている感じだ。もちろん、ヤンシュのギターが楽しめる曲もあるし、ヤンシュらしいメロディーは健在である。 “You Are My Sunshine”のカヴァーも絶品だ。 ヤンシュのアルバムの中でポップな要素がかなり強いので、このアルバムから聴くのもありかもしれない。 聴いておきたいアルバムのひとつ。 《songlist》 01. Love Anew 02. Mary and Joseph 03. Be My Friend 04. Baby Blue 05. Dance Lady Dance 06. You Are My Sunshine 07. Lost and Gone 08. Blues Run the Game 09. Build Another Band 10. When the Teardrops Fell 11. Dynamite 12. Buckrabbit
Charisma Recordsk-69
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Bert Jansch / L.A. Turnaround
(1974) カリスマ・レコードに移籍したバート・ヤンシュの9枚目のアルバム。マイク・ネスミスとダニー・トンプソンのプロデュース。 モンキーズのマイク・ネスミスがプロデュースとギター、クラウス・フォアマン(b)やジェシ・エド・デイヴィス(g)といったメンバーが参加しているアルバム。 スティール・ギターのレッド・ローズがいい音色を奏でているが、ネスミス人脈で参加したようだ。 バイロン・バーラインのフィドルもいい味を出している。 フォークと言うよりもカントリー・ロックの要素が強い内容で、個人的には大好きなアルバム。 《songlist》 01. Fresh as a Sweet Sunday Morning 02. Chambertin 03. One for Jo 04. Travelling Man 05. Open Up the Watergate (Let the Sunshine In) 06. Stone Monkey 07. Of Love and Lullaby 08. Needle of Death 09. Lady Nothing 10. There Comes a Time 11. Cluck Old Hen 12. The Blacksmith
Charisma Recordsk-69