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Van Morrison / Into the Music
(1979) ヴァン・モリソンの11枚目のアルバム。モリソンと、ミック・グロソップのプロデュース。 ハービー・アームストロング(g)、マーク・ジョーダン(p)、デヴィッド・ヘイズ(b)、ピーター・ヴァン・フック(ds)が核となり、マーク・アイシャム(tp)とピー・ウィー・エリス(ts)のホーンというバンドが見事な演奏をしているのが最大の魅力だと思う。 モリソンが最初のピークを過ぎてから、熟成した魅力を発揮できるバンドにようやく巡り合った気がする。 “Bright Side of the Road”と“Full Force Gale”のオープニングの破壊力は抜群である。“Full Force Gale”では、ライ・クーダーがゲスト参加をしていて、ご機嫌なスライド・ギターを聴かせてくれている。 アイリッシュとアメリカの音楽の良いところ取りをした感のある、モリソンの聴いておきたいアルバムのひとつ。 《songlist》 01. Bright Side of the Road 02. Full Force Gale 03. Stepping Out Queen 04. Troubadours 05. Rolling Hills 06. You Make Me Feel So Free 07. Angeliou 08. And the Healing Has Begun 09. It's All in the Game 10. You Know What They're Writing About
Wavelength Common One Mercury Recordsk-69
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Van Morrison / A Period of Transition
(1977) ヴァン・モリソンの9枚目のアルバム。モリソンとマック・レベナック(Dr・ジョン)のプロデュース。 ザ・バンドの解散コンサート“ザ・ラスト・ワルツ”でモリソンとレベナックは意気投合し録音となった。 レベナックのニューオリンズ調のピアノは、時にはブルージーに、時にはファンキーと相変わらずの存在感だが、モリソンのヴォーカルも負けてはいない。迫力はかなりのものだ。 世間の評価はあまり高くは無いが、2人の共演が聴けるだけで大満足な内容だ。 聴いておきたいアルバムのひとつ。 《songlist》 01. You Gotta Make It Through the World 02. It Fills You Up 03. The Eternal Kansas City 04. Joyous Sound 05. Flamingos Fly 06. Heavy Connection 07. Cold Wind in August
Veedon Fleece Wavelength Warner Bros. Recordsk-69