ジョンロブのヴィンテージシリーズ(イヤーモデル)

初版 2018/09/02 09:10

改訂 2022/09/28 22:55

ジョンロブのVintageシリースは、ジョンロブが1900年代後半から2000年代にかけてVintage****として毎年販売していたモデルです(イヤーモデルは今でも毎年発売されていますが、この辺の違いは私もきちんとリサーチできておりません)。当時は雲の上の存在で羨望の眼差しで見ていました。

年が経って余裕ができてもあまり見かけることもなく15年ほどかけてようやく4足を手元に置くことができました。

クラシカルですが、美しい曲線と素晴らしい革質、新しいものも時々は入手しますが、既製品でこの品質のものはなかなか出てこないのではないかと勝手に思っています。

自身の記憶では、Vintegeシリーズは1998年のサイドモンクからイメージが残っていますが、こちらはその翌年に発売されたVintage1999です。プレーントゥと言っても良いのかもしれませんが、スクエアトゥとトゥのささやかなパーフォレーションが見事にマッチしていると思います。ラストはスクエアの8896です。

ジョンロブヴィンテージ1999(John lobb Vintage1999) last8896

https://muuseo.com/jmat/items/90

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Vintage1999は幸いにも色違いを入手することができました。ブラックモデルもなかなかの雰囲気です。

John Lobb Vintage1999

https://muuseo.com/jmat/items/129

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そして最近入手したVintage2000です。ダブルモンク+Uチップとかなり手のかかったモデルで専用のシューツリーともども素晴らしい質感です。ラストは1999と同じラスト8896です。いろいろな靴メーカー合わせても一番好きなラストがこの8896なのです。

ジョンロブVintage2000

https://muuseo.com/jmat/items/314

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そして最後にVintage2002です。こちらは外羽根のストレートチップのようなモデルですが、キャップ部分は手の込んだ作りとなっています。こちらのラストは新しいsスクエアトゥのラスト8000です。こちらはシングルソールであることもあってトゥからの立ち上がりのフォルムを見ていると惚れ惚れします。ただ革質は上の二足に比べると少し落ちたのを感じます。狂牛病と化学物質規制で革質は大きな影響を受けたと良く言われますのでこのあたりから影響が大きくなってきたのかもしれませんね。

ジョンロブヴィンテージ2002(John Lobb Vintage2002)

https://muuseo.com/jmat/items/141

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また次の10年くらいで別のモデルにも出会えることを祈って筆をおきます。

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靴や服を大切なパートナーとして少しずつ集め、楽しんで使っています。その他にもティーアイテムやアンティーク、機械式のもろもろなども愛好しています。

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