BMW 507
BMW 507は、BMWが1956年から1959年にかけて生産した2シーター・コンバーチブルである。アルブレヒト・フォン・ゲルツ伯爵のデザインによる507は、アメリカのBMW輸入業者マックス・ホフマンによって、ロードスター版として考案された。
当初は年間数千台のペースでアメリカに輸出する予定だったが、507はBMWにとって大失敗作となり、507を作るたびに赤字となり、1959年の生産終了までに1500万DMの損失を出し、倒産寸前まで追い込まれたほどだった。252台が生産された。