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アレキサンドライト/
産地:Novello Mine,Masvingo,Zimbabwe 酸化鉱物 1830年ロシア帝国ウラル山脈より発見された金緑石の変種。 最大の特徴は色が太陽光・蛍光灯下では緑色で蝋燭・白熱灯下では赤色と色が変化すること。 この現象は変色効果と呼ばれ特にこの鉱物は顕著に変色することで知られる。 もちろん宝石として利用価値は抜群に高く高品質な結晶はほぼカットされるが標本用の結晶の流通量は決してすくなくないと思う。 #鉱物標本
鉱物標本石墨
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コバルト華/erythrite
産地:Bou Azzer District, Tazenakht, Ouarzazate Province, Drâa-Tafilalet Region, Morocco 砒酸塩鉱物 コバルト鉱床の酸化帯生じる二次鉱物で鉱山などではコバルト鉱石の場所を示す鉱物 ワインレッドの美しい結晶はコレクターに人気だが硬度は1.5~2.5と低く脆い。 当方も妖しい赤色に惹かれ気に入っている鉱物の一つ #鉱物標本
鉱物標本石墨
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スツルマン石/Sturmanite
産地:N'Chwaning III Mine, N'Chwaning Mines, Kuruman, KMF, South Africa 硫酸塩鉱物 黄色の六角板状の結晶が美しいエトリング石グループに属する鉱物で25分子も結晶水を含んでおり更に重い元素も含んでいない為とても比重の軽い鉱物。 80年代に発見・発表された新鉱物であり産出した報告のある国が南アとロシアなど極少ない稀産鉱物でもあるようです。 黄色系の鉱物が好きな当方にとっては堪らなく魅力的な鉱物で購入から自宅に届くまでウキウキ・ワクワクが止まりませんでした。
鉱物標本 スツルマン石石墨
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トパーズ/Topaz
産地:Erongo Region Namibia 淡い青が美しいエロンゴ産のトパーズ 放射線照射などで青くしている物も存在していますが、こちらはナチュラルカラー。 涼しげな淡い青にくわえ照りもよく条線も程よく確認できます。片方の結晶に寄っかかっているように見えなくもない可愛らしい標本です。
鉱物標本 ケイ酸塩鉱物 黄玉石墨
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バナジン鉛鉱/Vanadinite
産地:Arizona Hamburg Mine USA バナジン酸塩鉱物 オレンジや赤・褐色の結晶が大変綺麗な鉱物。 主要な産地としてモロッコが有名ですがこちらはアメリカ合衆国アリゾナ州産のものです。 小さい結晶がびっしりとついた標本です。 小さいな結晶ですがルーペ使い覗いて観察すると六角柱状の端正な美結晶が確認できます。 #鉱物標本
鉱物標本石墨
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ベゼリ石/Veszelyite
産地:滋賀県甲賀郡石部町 灰山 日本 荒川石・神岡石という別名がついている燐酸塩鉱物 それぞれ荒川鉱山と神岡鉱山で発見されたことから、この別名がついたそう。 鉱物種としての名前の由来はハンガリーの鉱山技師、A , Veszelyiにちなむ。 銅の二次鉱物で銅鉱床の風化帯で産出する、鮮やかな緑青色の結晶が美しい鉱物。 希産な鉱物で、そのうえ微小な結晶が多いが数センチ程の大きさの結晶も存在する。
鉱物標本石墨
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ベニト石/Benitoite
産地: San Benito county California USA コレクターの憧れと勝手に思っている鉱物です。 ベニト石らしい色に画像ではわかりにくいですが透明感もそれなりにある標本になります。
鉱物標本石墨
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ミメット鉱/Mimetite
産地:Tsumeb Mine, Tsumeb, Namibia Gem Pocket産の小さくも透明度と綺麗な黄色を併せ持った結晶 71年にツメブ鉱山で発見されたGem Pocketと呼ばれる晶洞は宝石質のミメット鉱を産出しました。 しかし一度きりの発見だった為か市場に出回る数も極わずかでめったにお目にかかれないレアな標本。 ようやく出会えた産地のミメット鉱、同じ産地の他のミメット鉱と比べ見劣りする部分はあるものの私の中ではとても価値ある標本の一つとなりました。
鉱物標本 ヒ酸塩鉱物 ミメット鉱石墨
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ユークレース/Euclase
産地:Alto do Giz Mine Equador Rio Grande do Norte,Brazil ベリリウム珪酸塩鉱物 名の由来はギリシャ語で簡単と割れるを合わせたもの。 条線がハッキリ出ている結晶が多く、当方は条線を観察してはニヤニヤしている。 美しい結晶は宝石として利用価値が高いものの劈開が完全故に加工が難しく裸石の流通は多くない。 ブラジル産の結晶は青色の帯が1本走っているものが多いがこちらの標本は無色。 代表的な産地としてブラジルの他のジンバブエやコロンビアなどが挙げられる、サファイアブルーと呼ばれる美しい結晶のジンバブエ産は1999年から輸出が禁止されており現在出回ってる標本は全て禁輸前のもの。 近年有名になったコロンビア産は結晶全体が淡青色の結晶でため息が出るほど美しいが逆に価格的な意味でもため息が出る。
鉱物標本石墨
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孔雀石/malachite
産地:Mashamba West Mine, Kolwezi mining district, Lualaba, DR Congo 緑色の針状結晶びっしりと寄り集まった標本
鉱物標本石墨
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灰簾石/Zoisite/Tanzanite
産地:Manyara, Lelatema Mts., Merelani Hills 今や言わずと知れた宝石の代表格になった美しい鉱物 多色性の強い石で見る角度によって青や紫といった色の変化を楽しむことができます。 タンザニアの石という意味で名づけられたタンザナイトは正式な鉱物名ではなくアメリカのティファニー商会が宝石として売り出す際に名付けたものです。その訳は鉱物名であるゾイサイトが自殺を意味するスーサイドと語感が似ていたことが理由とされています。 この標本は若干色味が薄いですが、透明度と結晶としての形の美しさは申し分ないものとなっています。 光の当て方で色に多少の違いが出るためかクルクルと回しながら観察していると青や紫にピンクといった色を見せてくれる標本なのですが、写真を撮る時は少々困りもので本来の定番カラーを撮ろうとするとライティングがシビアになるのでどうしても同じ石なのに雰囲気の違う写真が撮れてしまう。 三枚目の写真はその最たる例、ちゃんと同じ石なのです。
鉱物標本 ケイ酸塩鉱物 灰簾石石墨
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異極鉱/hemimorphite
産地:Gengma Mine, Yunan Province, China 珪酸塩鉱物 淡青色をした結晶。 亜鉛鉱山に二次鉱物として産する鉱物で無色透明や淡青色なども存在します。 淡青色した結晶は銅を含む 異極鉱の名前の由来として結晶の両端が異なる形をしていることから名ずけられたそうです。 本鉱ではルーペ等で拡大すると柱状の結晶が寄り集まっている様子が確認できます。 #鉱物標本
鉱物標本石墨
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硫酸鉛鉱/Anglesite
産地:Touissit, Touissit-Bou Beker District, Jerada Province, L'oriental Region, Morocco PbSO₄という単純な組成式を持つ硫酸塩鉱物 シンプルな組成式でありながら稀産で色は無色透明や黄色・緑色などが存在します。 特に黄色や緑といった色のついた結晶は日本の鉱物標本市場にあまり出回っていない印象があります。 当方が鉱物蒐集を始めたばかりの頃に出会った標本です。 檸檬色の結晶がとても美しい鉱物です。 #鉱物標本
鉱物標本石墨
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緑柱石(ヘリオドール)/beryl(heliodor)
産地:Volodarsk -Volynskii, Zitomir Oblast', Ukraine 珪酸塩鉱物 鉱物名は緑柱石、そんな緑柱石に鉄が微量成分として含まれることで黄色・黄金色ないし緑黄色を呈しヘリオドールと呼ばれる。 しかし前述した色にイエローベリルやゴールデンベリルと言った名称も存在している為、ヘリオドールの定義はあやふやな部分が多い気もする。 ヘリオドールの名の由来はギリシャ語で太陽を表すヘリオスと贈物を表すドーロンを合わせた造語であり太陽の贈り物というのだからヘリオドールはそれに近い黄金色をしていて欲しいと思っている。 通常、緑柱石は六方晶系故に六角柱状に結晶するものが多いがこちらの標本は圧力や温度の変化、熱水などにより結晶表面が融解した蝕像結晶。 本鉱の産地は宝石質ベリルが採れており1980年代頃に蝕像したヘリオドールなどが多く流通していたが95年頃に閉山し水没。 #鉱物標本
鉱物標本石墨
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緑柱石(レッドベリル)/beryl(red beryl)
産地:Violet claims, Wah Wah Mountains, Beaver County, Utah, USA 珪酸塩鉱物 緑柱石の変種の中で特に稀産なレッドベリル、産出されるのはユタ州とその周辺地域のみと非常に限定的。 緑柱石にMgが含まれることで赤色を呈する本鉱はビクスバイトという別名も持っているが全く別の鉱物ビクスビアイト(Bixbyite)と名前が似ておりややこしい。 その為か現在ではビクスバイトという別名を使う機会はなくなってきている様な気がします。 #鉱物標本
鉱物標本石墨