ライカ M4-P カナダ エベレスト 登頂記念版 について

初版 2020/05/24 09:05

改訂 2022/01/20 17:59

 このカメラの再発見に当たり、思い出したことを記しておこう。



 記憶違いがあるかもしれないが、当時の資料がどこかにあるはずなのでそのうち訂正できると思う。まず、どうして見ず知らずのカナダ人コレクターが私の住所を知っていたかだ。1988年にLHSA(Leica Historical Society of America)の20周年記念版が作られたが、私の番号が20-01つまり1番だったのだ!



 このことについてLHSAに手紙を書いた。この手紙が機関誌VIEWFINDERに掲載され、そこに私の住所が載っていたからだと思われた。次に興味もないカメラをなぜ買ってしまったのかだが。カナダのコレクターからの手紙の中にこのカメラの持ち主の会社の経営が思わしくないので買って欲しいと書いてあった。未開封なのでカメラの写真はない。とも書いてあったように記憶している。そこですぐに郵便局に行って2600米ドルの送金小切手を作り送った。カメラは無事に送られてきた。別便で2枚のポスターも送られてきた。このうちの、より価値がありそうと思われるポスターはロンドンに行って下の写真の 75/1.4試作品 をP-H van Hasbroeckから受け取るときに、手土産としてプレゼントしてしまった。



試作 SUMMILUX 75mm 1.4

https://muuseo.com/f5m6f4e/items/10

ldnakkun

2022年1月20日の今日、引き出しを整理していたら1992年4月8日付の手紙のコピーを見つけた。


これで当時 M4-Pが2000米ドル、Elega 35が600米ドルで手に入れたことが分かった。


#思い出

#入手

Author
Aiymnm53

ldnakkun

小児歯科医。いまだにメディカル-ニッコール120㎜を使っています。以前はライカと関連用品の希少な物を集めていました。現在は接写写真撮影に興味を持っています。

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