Pentax SP 1010832、Minolta 16 QT、北海道旅行
初版 2020/05/26 09:03
改訂 2020/05/27 07:47
大学1年の夏休みに同級生と車で北海道旅行をしたときです。旭川のアイヌ部落のわきの小さな川に車ごと落っこちてしまいました。近くにいた人が 修理工場を手配してくれて 車を川から引き上げ運んでくれました。フロントガラスが割れてしまったので これも近くの自動車解体場で 合うフロントガラスを買ってきて 修理工場に持っていきました。硬化するのに1日かかるといわれました。騒ぎを見ていた 北海道教育大学旭川分校の方が学生は帰省しているから寮に泊まれと言ってくれました。一日そちらでお世話になることに決め、まず近所の銭湯に行きました。出るとき 「さっきは 大変でしたね。」と言って 銭湯の費用は要らないよ。と言われました。帰ってから 寮長さんの子を連れて旭山動物園に行きました。夕飯は お父さん(寮長)ご自慢のカレーをご馳走になりました。カメラを駄目にしてしまったので 替わりに ミノルタ QTという16mmフィルム使用のカメラを買い、旅行の残りはこのカメラで撮りました。
旅行から帰ってペンタックスを修理に出したところ、非常に よい条件で交換品を販売して頂けると言われましたが、1964年 発売とほとんど同時に購入した思い出深いカメラだった(ボディNo.1010832)ので修理していただきました。ペンタックス SP を 愛用していた時期が長く続き、西麻布のペンタックスギャラリーへも何度も行きました。そこで配布される小冊子 ミラー イメージは毎号楽しみでした。
オリンパスからOM2がでたとき そのTTLダイレクト測光という言葉になんとも言えない魅力を感じ50㎜/1.4、ストロボ310と共に即購入いたしました。
実は1972年に当時のチェコスロヴァキアに旅行に行ったときに同行のS君が出たばかりのM1を持っていました。(私はペンタックスSPを2台とペンFを持っていきました。)そのM1の軽快さを「いいな」と感じており、またAEのOM2の発売の予告も承知していました。 次の年、1973年には、ウイーンからバスでブラチスラヴァに入り、前年 頼まれた品物(ファイバー ライト ?)を届けに列車でチェコスロヴァキアの古い温泉地(地名を忘れました)のホテル(彼はこのホテルの支配人だった、)に行ったときに受け取ったコルナ(チェコスロヴァキアの通貨)でソ連製のホリゾントというパノラマカメラを買い、帰りに寄ったツェルマット周辺でアルプスのパノラマ写真撮影を楽しみました。このパノラマカメラは故障知らずでよく写り、写真やさんに無理を言って四つ切の紙を細長く半分にして八つ切りの費用でプリントしてもらいました。今ではすべてオートなのでこのようなことはできないと聞いています。
#思い出
#入手
MOYO.
2020/05/26こちらの回想録を読ませて頂いて、私も長らく寝かせっぱなしのペンタックスSPを使いたくなりました。
父親から受け継いだOM-1は、名古屋市在住時代に住んでいたアパートに空き巣が入り、カメラバッグ一式毎盗まれてしまいました。
OM-1は小型軽量ながらも、とても画質がシャープで気に入っていただけに、盗まれて無くなったショックは甚大な物が有りました。
SPはメイン機とパーツ取りに購入した予備機が有りますので、又使ってみたいと思いました(笑)。
有難う御座いますm(__)m。
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ldnakkun
2020/05/27SPはいいカメラだと思います。触れれば触れるほど手に馴染み、なにより操作が単純なのがいいです。
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