フィルム時代の口腔内撮影機材について

初版 2020/05/17 10:52

 症例によってカメラを(フィルムを)使い分けていました。ごく一部の例外を除いて患者さんすべての口腔内写真を開業当初から撮っています。百数十本Ektachromeで撮った後、ネガカラーで撮りはじめ、必要に応じてプリントしていました。そのためのカメラがNikon F2 に Chinon Infoback (初めはキーボードの上のメモ欄に鉛筆などで書いておき、それを見ながら打ち込んでいくといったものでした。2型が出たときに新規購入するとともに新宿のチノンの事務所で手持ちの1型を2型と差額5000円のみで取り換えていただきました。頗る親切だと思いました。)を付け Medical-NIKKOR 120mm DC電源の組み合わせでした。これ以外に、今は無くなってしまいましたが当時長期間の変化を追うにはKodachromeでなくてはいけないと言われInfoback 2 付きのF2の1台は長期症例観察用としてKodachromeを入れていました。Infoback 2 の付いたFMにはEktachromeを入れ発表用にしていました。

#思い出

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Aiymnm53

ldnakkun

小児歯科医。いまだにメディカル-ニッコール120㎜を使っています。以前はライカと関連用品の希少な物を集めていました。現在は接写写真撮影に興味を持っています。

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