コピーモデルの西高東低
初版 2019/06/28 15:55
改訂 2019/06/28 18:07
1980年代くらいまではコピーモデルとは日本やアジア諸国が作るfender やギブソン風ギターのことだった。しかし、nashguitarsが人気になったあたりから、アメリカ人の作るfender のコピーモデルが多くなったように思う。私が持ってるRS guitar worksや、big tex guitarsもその一派であると言える。
ギブソンがノーリン、fenderがCBSから売却された時に日本のメーカーが技術協力したのは有名なエピソードだが、そうなると現在のギター作りの本流はコピーモデルを作っていた日本メーカーのノウハウがベースになっていると言える。
21世紀になってからアメリカ人達がコピーモデルを作り始め、それなりに地位を確立しているという逆転現象は日本のギター作りがアメリカ本国のギター作りから吸収出来ていない何かがあるのではないかと思ってしまう。
以上は業界の人間でも何でもないのでただの与太話だが、 epiphone coronetのコピーモデルを作っているsatelliteなんて工房も有るので、アメリカ人ビルダー達にはどんどんマニアックな方に手を伸ばしてほしいものである。
#コレクションログ