珍しいが安い

初版 2019/07/05 10:32

ロン・ウッドの長男がなぜか安価な epiphone(しかしこだわりは感じられる)を使っていることに端を発して考えた。

古いギブソン、しかも定評あるモデルは、金に糸目をつけなければ結構簡単に手に入る。デジマートで名店達がこぞって売りに出しているので、クリックすれば良いのだ。個体差や出会い感とかを気にしなければ上記の通り金以外の苦労は少ない。

一方、マツモク時代のepiphone や韓国製coronetは金額は大したことないがこれほど簡単には手に入らない。オークションで売りに出た時にうまく落札するか、中古で出るまで待たなければならない。

ロン・ウッド長男のように、幼少時より最上級ギターに囲まれていると金だけあっても解決できないこの手間の部分に価値を覚えることもあるのだろうかと思った。

50年代のストラトで運指の練習とか、ゼマティスのアコギでスリーフィンガーの練習なんて環境で育ったのかと思うと羨ましくなるが、結果的に全音のガットギターがスタートの自分と同じようなギターを好きになっているのは面白い。


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