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奇跡のシーラカンス
1938年、南アフリカのとある港にて…一人の女史が漁師から連絡を受け、港へと向かっていました。 普段から、地元の漁師たちに“変わった魚が上がったら教えて欲しい”と伝えていた中でのこと。 彼女…ラティマー女史は、魚類の研究者👩 港で見かけた奇妙な姿は、これまで見たことがない形状。すぐには魚の名がわからず、専門家へとスケッチを送ったところ… これは化石でしか見たことがないシーラカンスによく似ている!😲👉 すでに恐竜が絶滅したのと同じ頃に、滅んだと思われていたシーラカンスは、こうして世紀の大発見をされたのでした。 シーラカンスの学名、Latimeria chalumnae(ラティメリア・カルムナエ)は、発見者・ラティマー女史の名と、発見された地名からついてるそうな。 という4枚で語るw切手物語… 切手では時おり4枚セットでストーリーが表現される、なんてシリーズがあったりしますが、今回のもそんな感じをいってますね。 この生きた化石、どれくらい古い頃からいるかといいますと? だいぶ太古から存在してるのにビックリ(in 沼津深港海水族館での展示より)恐竜ですらまだ、人類のご先祖さまに近いと思えるくらい…。 しかもこれまでに、3度か4度の絶滅期を乗り越えてるという、まさに拝みたくなるような🙏存在だったりします。 誰にも知られずヒッソリと。。。 彼らの見つめた生命の歴史とはどんな感じだったのかと、ひそかにロマン感じてしまうところであります😌
切手 南アフリカ 1989年fanta
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アートな動物切手
切手に記載のBophuthatswana(ポプタツワナ) 全く聞いたことのない名ですが、アパルトヘイト政策により、南アフリカ国内につくられたアフリカ人自治地域…と出てきます。 その名に感じられる当時の歴史は、日本にいると想像しえないものですが、切手がその名残りをとどめるといった気がしますねぇ。 70年代ではありますが、なんともアートに描かれた動物が気に入ってゲット。切手に代表的な動物テーマは、やはり図鑑的な絵が多いという印象。 この頃は凝った色彩など、今見るような路線ではないにせよ、あまり古臭さを感じさせない、シンプルでも色のメリハリが面白く。 中でも注目は2枚目にあるハイエナ(右上)やリカオン(右下) 毛色が混ざり合った動物を、これほど端的に表現してるのは見ないかもですね😁
切手 南アフリカ 1977年fanta